ジョン・カーター

 

ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品にして
歴史的な大赤字といった
表面的な情報だけが先行して伝わってきたものの、
映画としてどうなのかはわからない。

観もせず他人のレビューを読んだだけでは
自分が面白いと思えるかどうかは分からないしね。


んで鑑賞。

ぬおぉぉぉぉ〜〜〜〜〜!!
満足!!!満腹!!!!!

CGしか見所がないというレビューもあったけど
キャラクターもよく描かれていたし
アクションや展開もすごく面白かった!


迫力とスピード感に溢れた映像に
アトラクションムービーとしての面白さ、
そして、
てんこ盛りのストーリー展開にも
ググッと引きつけられた。

あまりにてんこ盛り過ぎて
途中置いてきぼりになりそうなくらい(笑)。


僕はあまり疑問をもたずに
事象を受け入れながら映画を観ちゃうほうだけど
細かいところを気にしちゃったり、
想像力が乏しい人は
「よくわかんない」ってなるだろうな?。

原作「火星のプリンセス」は相当古いものらしく(1912年発表らしい)
今ごろ映画化されても…という古さも否めない。

洗練された斬新さを求める現代人に
この作品の泥臭さは合わなかったのかもしれないね。


ジョン・カーター役のテイラー・キッチュも格好良いし
火星のお姫様デジャー・ソリス役のリン・コリンズも
お姫様というには庶民的な感じだけれど
映画評論家のLiLiCoさんをシャープにした感じのパワフルな美人♪

あれ?偶然にも
二人とも『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』に出てたね。


CGで描かれる、まるで6本腕のアバター
サーク族との民族を超えた交流や
ジョン・カーターの相棒として出てきた
ぶさいくで巨体な生き物ウーラの愛玩犬っぷりが最高!


これって、制作費と興行収益との関係で「大赤字」というのが
「大コケ」に改悪されて伝わっちゃったってことないのかな?
他のSF大作と較べても、
そんなにひどくないと思うんだけど…。

…ってなことで、
エンターテインメントSF大作としてお腹いっぱい♪
とても面白い作品でした!
これがヒットしないなんて、アメリカのほうが変なんじゃない?

前情報のせいか、日本の興行収益も微妙だというのがなんとも残念…。


それにしても「ウォルト・ディズニー生誕110周年記念」を
なぜアニメーションにしなかったのかが
気になるところだね。

 

テルマエ・ロマエ

 

阿部ちゃんがローマ人役という設定が
すでにギャグ。

かなり笑えたし、
面白かった。

原作の
真面目な中からにじみ出てくる
独特の面白さとは別物。
エッセンスを抽出してはいるものの
万人受けしそうな
いかにも分かりやすいベタな笑いが多い。

ヤマザキマリさんの原作漫画を初めて読んだ時は
そのオリジナリティに驚いたけれど
映画だと、なぜだか平凡なのが不思議だ…。

ハズレ映画ではないと思うし、面白いんだけど…
ちょっと期待し過ぎちゃったかなぁ〜。

ワイワイと大人数で観ると
盛り上がるタイプの作品かもしれないね。

 

別離 (べつり)

 

「人間の深部を描いていて面白かった」ぐらいのことを言わなきゃ、
あさはかな人間と言われそうだけど…
僕はこの作品嫌いです。

登場人物たちの性格をあぶりだしていく
エピソードの積み重ねは丁寧。
どうなるのか分からず目が離せないし、
長尺を感じさせない緊張感のある展開はお見事!

だけど、それぞれに悪意があるわけではないにも関わらず
ほんの小さなプライドや自尊心のために
悪いほうへ突き進んでいく様は不快。

宗教的にダメなことがたくさんあるのは分かるけど
それを犯してまで、なぜその行動を起こしたのかが理解できず
僕には感情移入できなかった。


自分の宗教観を理解してほしいと訴えつつも
他人の価値観を認めようとしない矛盾。

宗教を隠れ蓑にはしているけれど、
実は他人を思いやる気持ちが薄く
自分本意な行動をしているのではないだろうかと
穿った考え方までしてしまった。

僕はイランのお国柄を知らないので
もしかしたら
見当違いな認識をしているのかもしれないけれど…。


たとえ
10人中9人がこの作品は素晴らしいと言ったとしても
劇場を出るときに、気持ちがどんよりするような作品を
今の僕は好きになれない。

 

タイタンの逆襲

 

子供のころ『タイタンの戦い』が大好きだった。
ギリシャ神話って魅力的なんだよなぁ〜♪

大人になって見返したら相当ショボくてびっくりしたけど
CGなどがなかった時代の
コマ撮り特撮としては画期的だったのだ!

CGのおかげで映像は格段に進化したけど
よっぽどのことがなくちゃ
映像を見て驚かなくなってしまったなんて
なんたる皮肉…。


なんだかんだ言いながらも、
CMのド迫力映像によって
子供の頃に観た興奮もよみがえってきたので
この映画を鑑賞。


…あれ?続編?!

見始めた途端に把握した。
『タイタンの戦い』が近年にリメイクされてて
今回の『タイタンの逆襲』につながってたのね?

まったく知らなかった…(^▽^;)。
なぁ〜んだ、今回のにはメドゥーサは出ないのかぁ。
残念…。


神々が一様に人臭く、
神々しさではなく泥臭さが漂う。
人間ドラマとして見るにはストーリーが単純過ぎるけど
下世話なところなども含めて、それがギリシャ神話だしね。


ペルセウス役のサム・ワーシントンは
格好良いものの、特長がなくて地味。

そのかわり、
正義の人というイメージが強い
ゼウス役のリーアム・ニーソンや、
陰鬱で物悲しい眼差しと雰囲気を漂わせた
ハーデス役のレイフ・ファインズらの
それぞれの存在感がピカイチ!!

映像もスゴい迫力で
細かいことは気にしちゃいけない
スペクタクルアクション娯楽映画という感じだ。


それでも…
全体に漂う突き抜けなさ加減はいったいなんだろう?

けっしてつまらないわけではないんだけど
うわぁ〜面白かった!という爽快感がほとんどないのが
不思議でならない。


ところで…
ユマ・サーマンが演じたメドゥーサが印象深い
『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』の
続編ってどうなったんだろ?

 

アーティスト

 

なにゆえ、現代に無声映画なのか?!

そんな疑問と、
どうせ「昔はよかった」に終始しちゃうんじゃないの?という
懸念もありつつの鑑賞。


いやぁ〜、なかなか面白かったです!
「サイレント」から「トーキー」へという
映画の黎明期をパワフルに描き、
そしてなんともチャーミング♪

サイレントならではの少しオーバーな表情や
効果音やサウンドトラック。
どこかで観たことのあるような
懐かしさに溢れているものの
ただの懐古趣味にとどまらない絶妙なさじ加減。

いかにもサイレント映画なストーリーも
分かりやすくて楽しい!


ただ、もし
この作品が現代に撮られたものでなかったなら
ここまで評価はされなかっただろうとも思う。

第一回 最優秀俳犬賞を獲ったという犬、
ジャックラッセルテリアのアギーは話題どおりに可愛かったものの、
肝心の主演俳優の存在に重みが感じられないのと、
主演女優に初々しさや華がなく
イマイチ微妙な感じで説得力不足なのが厳しいところだ。

まあ、それでも…
音はおろか映像まで飛び出す現代において
あえて今、サイレントを撮ったという意味と
映画への愛がこの作品には溢れているし、
なにより
映画を観る楽しさを存分に味わわせてくれたということを
僕は評価したいな♪

 

ウルトラマンサーガ

 


いわゆる「大人の事情」とも思える
不安要素がたくさんあったものの
なんとなく鑑賞。

いやはやどうしてどうして!
すごく面白かったー!!


ウルトラマンにDAIGOってどうなの?という不安も
彼のキャラクターでなければならない理由付けがされていて
見事にクリア!

あんな小娘が地球防衛隊って一体…と、
やっちまったな感ありありに思えたAKB48の投入も、
彼女たちであることの設定がしっかりなされていて
これまたクリア!!

中でも秋元才加ちゃんの存在感は光ってた!!!
あなどっていてスミマセンでした(笑)。


ウルトラマンダイナや
ウルトラマンコスモスにしてもそう。
それぞれの個性を活かし、
出てくることに意味のある存在になっていながら
ストーリーが破綻せず、ダレない展開もお見事!


ウルトラマンダイナのED曲『君だけを守りたい』が
挿入歌として使われていたのも嬉しかった。
この曲を聴くと、グッとこみ上げてくるものがあるんだよねぇ?。


映画としてのお祭り性もありつつ、
ストーリーも見応えがあった本作。
身を乗り出して画面に見入っている子供の姿からも
しっかりした作品だということが伝わってきた。

ウルトラマンという題材のせいか
大人の鑑賞に堪え得る作品…とはさすがに言い切れないけれど
こういうものを観ることに抵抗がない
大きいお友達には是非おすすめしたい傑作だと思う!!


入場者特典としてもらった、
内山まもるさんの漫画
「戦え!ウルトラ戦士 出撃!宇宙けいび隊」ミニブック。
こどものころに読んでいた「ザ・ウルトラマン」
(テレビアニメの『ザ☆ウルトラマン』とはまったくの別物)
を思い出して、懐かしかったなぁ?♪

ご冥福をお祈りいたします。


 

ヨガレッスンも一期一会

 


3月に入って、いろいろあったせいで
ヨガにまったく行けなかった。

ヨガを始めてから、
2週と空けたことがなかったのになぁ~。


さらに残念なことに、
2年近く続けていた月曜日のハタヨガが3月で終了。

まさかそれが最後になってしまうとは
2月末に参加した時には思ってなかった。
せめてひとこと
「ありがとうございました!またいつかお願いします!!」って
インストラクターの方に挨拶したかったよぉ…。


今までも、
気に入ったレッスンはいくつもあったけど
土曜日のヨガ以外は、すべてなくなってしまった。

スポーツクラブって「継続はチカラ」などと言うくせに
新しいレッスンを作っては消し、消しては作ってを繰り返す。
まあ、ずっと一緒では文句をいう顧客もいるんだろうし、
飽きられないよう頑張ってくれてるのもあるんだろうけど…。


今週末の土曜ヨガには行けるといいなぁ~。

1レッスン1レッスンが一期一会なんだと実感した今月。
ヨガに限らないけど、もっと一期一会を大切にしていきたいもんだね!


 

映画ドラえもん のび太と奇跡の島~アニマル アドベンチャー~

 


アニ♪
マル~♪
アドベンチャ~~~!!!
120316シャキィ〜ン_集合_ブログ用
鈴木福くん扮するフクラージョ、 主題歌『生きてる生きてく』を歌う 福山雅秋こと福山雅治の宣伝効果もあるのか かなり好調な興行成績をあげているらしい 2012年の映画ドラえもんだ。 藤子不二雄のファンなら喜ばずにはいられない 名脇役ゴンスケがゲストキャラとして登場するなど 話題には事欠かない。 映画を観る前には あまり情報を入れないほうなのだけれど 今年はTwitterをやっていたせいで公開前から かなり情報を入れてしまっていた。 そして、 公開前はあんなに盛り上がっていたのに 公開されるやいなや、あまり芳しくない評判に…。 一抹の不安を覚えつつ劇場へ足を運んだ。 肝心の本編やいかに… うぅ~ん、これはなんというか……。
楽しくは観られるけど、 まとまりに欠けるというか 要点がないというか…。 原作ファンならニヤリとするであろう セリフやシチュエーションが引用されてはいるものの それがウマく作品に消化されているかというと微妙。 いたずらに 原作をつまみぐいされているような気もしてきちゃう。 のび太とのび助パパとの、 親子のつながりを見せるくだりはとても好きだ! 僕はこういうのが好きだし、正直すごくグッときた♪ 戦時中生まれだったはずののび助さんが 自分と同じ年代という設定に変わったことが 少なからずショックではあるが……。 映画ドラえもんシリーズでは、親の介入は御法度とされてきたけれど こういうのはアリなんじゃないかな? 残念なのは、映画の中でなんとなぁ~く付け足しっぽくなってしまったこと。 いっそ、同時上映の短編にしてくれたら良かったのに…。 異常に多いキャラクターのほとんどがなおざり。 それによって主要なキャラクターすらうまく機能せず消化不良。 みんなが期待している のび太くんの活躍があれだけって、一体なんなのさ?! カブ太、ダッケ、コロン、 魅力的になりうるはずのゲストキャラ達との交流もそこそこに いきなり感動に結びつけようとされても、こちらは戸惑うばかりなのだ。 「アニマル アドベンチャー」という副題が示す 絶滅動物たちが「奇跡の島へ行く」という口実に使われただけで その後まったくいい加減なのももったいない。 映画ポスターのように、 サーベルタイガーやモアも一緒に活躍する展開がないってどういうこと?! ……と、 とりあえず触りだけのつもりで 序盤の不満点を挙げたけど、出るわ出るわ…。 ここまで書いておいてなんだけど、 絵や動きはイイし、音楽や素晴らしい挿入歌のチカラもあって そこそこ面白くは観られちゃう。 実際、劇場での子供たちの反応は良かったし。←ココ大事! 映画ってさ、 アラ探しを始めたらきりがないし 楽しもうと思って観なくちゃ、どんな映画もダメダメなんだよね。 映画を観て疑問や不満に思った部分が むぎわらしんたろうさんの原作漫画では描かれ、ちょっと整理されていた。 なんで映画では端折っちゃったんだろ? 映画は映画で完結していなければダメだけど、ファンの方は一読をお勧めします。 来年の予告映像はシャーロックホームズセット?! オリジナルの傑作を来年こそはと、期待しちゃうのです♪  

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

 


ありえないほどものすごく、うるさいんじゃー!!

堰を切ったように
キンキン声でまくしたてる子役のさまが
嫌で嫌で、ホントに辛くてたまらなかった。

トム・ハンクスとサンドラ・ブロックという
安定の両親役に、
マックス・フォン・シドー演じるお爺さんも秀逸だし、
プロット自体は嫌いではない。

よくある、大人好きのする
あざとい子供像ではないのは評価したいんだけど…

とにかく僕には、
この映画の良い部分がすべてチャラになるほど
子役がものすごく性に合わず、
ありえないほど劇場を出たかった!

 

メランコリア

 

この映画、刺激的なことは確か!

『2001年宇宙の旅』を彷彿とさせる荘厳なオープニング。
緊張感と焦燥感を漂わせた、現代アートのような高感度な映像。
かなりグロテスクではあるものの
スローモーションと音楽のチカラも相まって
圧倒されるほど美しい!


…と、長ぁ~いプロローグだけで
お腹いっぱいなところで、いよいよ本編。

いかにもラース・フォン・トリアー監督らしい
手ぶれとピントぼけの映像。

説明が極端に少なく、内容をつかみにくいまま進み
観客をイライラさせる展開も、この監督ならではか。


主題とかけ離れたところを描くことに終始する第一部。

まるで虚飾の象徴であるかのように
キルスティン・ダンスト演じる主人公・ジャスティンの
結婚披露パーティーに興じる人々が映され、
それぞれの本音があぶり出されていく展開にゲンナリ。

観ているだけで嫌気がさすような人間関係は
ある意味ではこの作品の主題なのかもしれない。


唐突にメランコリアと呼ばれる惑星との
衝突までが描かれる第二部は、
シャルロット・ゲンズブール演じる
ジャスティンの姉・クレアの表情そのままの
陰鬱で薄暗い画面構成。

いわゆるパニック映画のように、
わーわーキャーキャー泣き叫ぶような
分かりやすい表現でないのが、逆にリアル。

藤子・F・不二雄が描いた短編漫画『ある日…』に
共通する部分があるかもしれない。


とはいえ、
敢えて共感しにくいように作ったのではないかと思われる
キャラクター設定は好きにはなれない。

ここで感情移入しやすいようにしてしまっては
ただのお涙頂戴作品に陥ってしまう危険性もあるから
絶妙なバランスなんだろうけど…。

この姉妹、癇に障る。


妙にリアルで、
だけど夢の中のような不安をあおる浮遊感もあって
すごく不思議な感覚の刺激的な映画だった。

 
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