いかにも、
フジテレビが絡みました的な作品。
それでも原作のパワーなのか、
グッと掴まれるような内容。
一所懸命に突っ走る男達の熱さに
若干、朦朧となりながらも
手に汗握る展開から目が離せない。
未だにチビノリダーのイメージがかぶってしまう
伊藤淳史くん演じる工藤始の、
真面目だけれど追いつけない歯がゆさ。
必死にやればやるほど浮き彫りになる体力の限界。
人には向き不向きがあるけれど、
努力してもどうしても越えられない壁。
生きるか死ぬかの最前線においては
情けが仇となるので、一切の妥協は許されない。
厳しい世界だなぁ。
主役の伊藤英明演じる仙崎大輔と、
海東健演じるエリート・三島優二との確執は
お決まりの感じがして観ていて不愉快。
これじゃあ、ひと昔前のスポ根だ!
まぁ、それがないと感動の救出劇には結びつかないんだけど…
エンディングで『2』を示唆する予告?が流れたけれど
次作はスペクタクル超大作になっちゃうの?!
ところでさぁ…、食堂の杏子は
浮いてなかった?