2004年06月

海猿

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泳ぐいかにも、
フジテレビが絡みました的な作品。
それでも原作のパワーなのか、
グッと掴まれるような内容。

一所懸命に突っ走る男達の熱さに
若干、朦朧となりながらも
手に汗握る展開から目が離せない。

未だにチビノリダーのイメージがかぶってしまう
伊藤淳史くん演じる工藤始の、
真面目だけれど追いつけない歯がゆさ。
必死にやればやるほど浮き彫りになる体力の限界。

人には向き不向きがあるけれど、
努力してもどうしても越えられない壁。
生きるか死ぬかの最前線においては
情けが仇となるので、一切の妥協は許されない。
厳しい世界だなぁ。

主役の伊藤英明演じる仙崎大輔と、
海東健演じるエリート・三島優二との確執は
お決まりの感じがして観ていて不愉快。
これじゃあ、ひと昔前のスポ根だ!
まぁ、それがないと感動の救出劇には結びつかないんだけど…

エンディングで『2』を示唆する予告?が流れたけれど
次作はスペクタクル超大作になっちゃうの?!

ところでさぁ…、食堂の杏子は
浮いてなかった?

CAMP

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拍手おぉ~…
のっけからゴスペルミュージックで盛り上げるねぇ~。
サマーキャンプという経験はないのだけれど
思春期にああいう機会がもてるなんて羨ましいなぁ。

もちろん映画のように
すべてが上手く行くわけではないんだろうけれど…

子供達がそれぞれに抱える問題は
個人レベルでは、生きるか死ぬかの大問題。
それを解決していくのは
まず自分であり、家族。
そして、支えてくれる
かけがえのない友人達。

大人になると、
友達に寄り掛かるわけにはいかなくなるから
まさに貴重な時期なんだよね。

登場人物達にシンクロしながら歌われる
ミュージカルナンバーがいいね!
ステージのシーンも充分楽しめるし!!

全体に小ぶりな印象なんだけど、
なんともいえない爽快感がこころに残って
ホント、観てよかったぁ~!
プロフィール

ヨネえもん

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