2004年12月

約三十の嘘

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軽妙な展開と作品全体の嘘くさい雰囲気が面白い!
オープニングがテレビドラマみたいだけど、それもまたいいね。
コメディとは言え、砕け過ぎず、
真面目にしつつひねりが効いてる感じ。

この映画の雰囲気を作る大きな鍵を握ってる
クレイジーケンバンドの音楽が
これまたイイのだぁ~!

画面に出て来る小物やファブリックの色使いが粋だね!
その辺も見どころなのだ。


中谷美紀ちゃんがイイなぁ~!
伴杏里ちゃんの若さに全く負けずに輝いている!!
真面目な表情から溢れ出る、可愛らしさと色っぽさ。

田辺誠一くんのボケっぷりも面白い!
彼が登場すると、ちょっとホッとするし。

妻夫木くんは、珍しくかなりとんがった役。
人懐っこい表情から、緊張感のある視線まで
上手いっ!!!

椎名桔平って、
ホントにあんな人なんじゃないだろうか?!

八嶋くんは、ちょっと騒がしかったなぁ~。
そんな役なんだけど…。

ちらっとしか映らないが
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とても気になるキャラクター!
DVDも出ているらしいので
今度チェックしなくては。

ところで、ちょっと気になったのだが
中谷美紀ちゃん演じる宝田さんが持ってきた鍵は5つ。
伴杏里ちゃん演じる今井さんが来るのを
彼女は知らなかったはずなのに…。

ま、気持ちイイ作品だったからいっか!


この作品が、2004年締めの映画となりました!
今年も色々な映画を観たなぁ~。
来年も素敵な作品たちに出会えますように! 続きを読む

スーパーサイズ・ミー

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料理料理料理ドクロ
ビッグマックとチキンナゲットと
マックフライポテトを買い込み鑑賞。

とりたててビックリするような新しい情報はないのだが
だんだん体型が変わっていく過程は面白い。

マクドナルドに限らず、
毎食同じものをとり、過食をくり返せば
身体を壊して当然なのでは?
どのメニューをどうチョイスしていくかでも
結果は全く変わると思うし…。

ビッグマックを食べ続けて平気な人もいるという現実。
それは体質による違いなのか?


学校が給食にお菓子を並べることに無責任というのは
もっともらしい検証ではあるが
実際のメニューはマクドナルドではないから
意図的に見解を誘導しているような気もする。

もともと、朝食がビスケットだったり、
ピーナッツバターとジャムを挟んだパンが
お弁当でも可笑しくないという国であるし…。

結局、ファーストフード店を訴えた少女本人の映像は無し。
マクドナルド側の言い分は
「アポがとれない」という状態しか出て来ない。
マクドナルドが発表している成分表も
実際に正しいのか検証して欲しかった。
なんだか物足りないなぁ~…。

とりあえず
『フランケンシュタイン・チキン』と呼ばれる
チキンナゲットを
しばらく食べる気はしない。
その替わりに、
モーガンの彼女が作る解毒メニューが食べてみたい! 続きを読む

舞台よりすてきな生活

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ポスターやタイトルからは、
ヨーロッパ的な小洒落た作品かと思ったのだけれど、
そこはケネス・ブラナー!
イギリスの生活感に満ちた堅実な作品でした。
真面目な中に入るコメディ部分がいいね。

人間嫌いになっている男と、
そんな彼をどうにかしたい奥さんの愛情が
ほんわりとやわらかい。
そして、ちょっと変人にも見えかねないが
小さな誇りを持って生きている人達との交流。
隣に越してきた、
脳性麻痺で足の不自由な女の子とのやりとりでの彼は
本当に楽しそうだ。

子供相手に子供扱いしない部分が
好感度高し!

少女の母親に『典型的な不妊症カップル』などと言われ、
仲違いしたまま別れる部分はとても哀しい。
けれど、お互いに分りあえない部分があることを認めつつ
適度な距離を保つのがいい時もあるんだよね。

劇中劇は、何をやっているのか分らないが
色々なものに情熱をもつ人達が多いのだなぁ。と、
妙に感心したりして。

悲しかった昨日は昨日に置いて、
今日はまた変わらない日々を続けていく。
そんなささやかなパワーをもらえたような素敵な作品だった! 続きを読む

ターミナル

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飛行機スピルバーグの人間描写って、ちょっと薄っぺらく感じるんだけど、
この作品はそれが良い方に出ているように感じたなぁ。
トム・ハンクスのコミカルで温かい演技が、いつも通りながらもとても楽しい。
「それは普通でもやらないだろう!」という大袈裟なシーンは嫌だけれど…

キャサリン姐さんが、なんとも可愛らしくて魅力的!
いつものセクシー&ゴージャスな感じは押さえ目で
親しみやすい笑顔がたまらない!

キャサリン姐さん演じるアメリアとの恋もあるのだが
あの部分は男女の友情として描かれた方が自然じゃないかな?
あまりにも安直で不要に思えたんだけど…


空港警備局の主任が嫌なヤツだねぇ~。
それ以外の人達はトム演じるビクターに好意的で
人と心を通わせられることが、なんと嬉しいことか!
沢山の他人に囲まれている場所だからこそ、余計なのかもね。

彼が言葉を覚え、
友達を作り、順応していく姿がとても逞しく楽しい!
友達もそれぞれ面白いキャラクターだね。
「おひょいさん」に似たインド人のおじいさんが
ジャグリングをやるシーンがお気に入り。

実話を元にした作品だそうだけど
ホントに着想の「元」ってだけで、
現実には、こんなファンタジーではないんだって。 続きを読む

もうひとつのアリとキリギリス

イメージフォーラム付属映像研究所
アニメーションコース 第2期修了展を観た。

AとBの2部に分かれた30作品あまりが上映される予定だったらしいのだが
半数近くの制作が間に合わず1回で全てが観られるという、お得な上映となった。

上映されたものの中には、
プロかと観まごうばかりの完成度のものがあるかと思えば
やっつけ仕事的なものも混じってあったのだが
それぞれを書き出したら大変なので
特に惹かれた3つの作品について書きます。

『もうひとつのアリとキリギリス』大坪透監督作品
――動きの面白さ、画面の奥行きなど、
細かいこだわりと客観的な視線がうまく混在していて、
ちょっとブラックなストーリーを楽しめる。
音楽にもこだわりが見えて、とても良かったなぁ~!

こだわりのために技巧へと走ることもなく
観客がなおざりにもなっていない。
このバランスのよさは凄いね!
さらに作り手の喜びも伝わってくるように思えたし。


『sai』キムラまりこ監督作品
――人形を使った作品で、その造型と色彩が物悲しく、キレイだった。
キャラクターの微妙な表情がウマイ!

あと、ひとつは…しまった!タイトル忘れちゃった!
――大根を使った作品で、シュールな感性とコマ撮りの面白さが抜群だったと思う。


なにを隠そう、『もうひとつのアリとキリギリス』の
大坪くんは高校時代の級友なのだ。
正直、今回、作品を観に行くのは
楽しみな反面、恐かったのである。
「友達の作品が自分の好みに合わなかった場合は、どう言おう…」かと。

でも、ホントに面白くて良かった!
おいらが観た回では、彼の作品に拍手が出たほどである。
次に彼がなにをやってくれるか。
期待しちゃうのだ!!!

ゴジラ FINAL WARS

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笑い宇宙人ふぁいなるうおぉぉぉ~ずっ!。

以前、魔がさして観てしまった『ミレニアム』がひどかったから、
観るのを躊躇したのだけれど、
なんてったって『ファイナルウォーズ』だもんね(笑)!

まさに、東宝女優カレンダーのような、絶妙な華やかさ!!
パロディてんこもりの、なんでもあり!
ここまでハチャメチャだと、笑うしかないな!


ミュータント軍団のアクションが中心となる中盤。
あまりの派手さに、怪獣映画ということを忘れるのだが…。
後半、これでもか!と出てくるので、ご心配なく。

子供のころに大好きだった怪獣たちが惜し気もなく登場!
アンギラスが飛ぶわとぶわ!
大好きなモスラも強いのなんの!

さすがにザ・ピーナツは出なかったし、
平成ゴジラよりもサイボットだ!との異名をとった沢口靖子の今を見られなかったのは残念だが、
ここまでやってくれるとは、正直びっくりだ。
アメリカ版ゴジラとの闘いには、溜まっていたものを吹き飛ばす勢いがあったし(笑)。

ミニラと少年とおじいさん(泉谷しげる)に至っては、
「行き過ぎた大人を軌道修正し
未来を担うのは、君たちこどもなんだよぉ~!」という
力強いメッセージを感じたくらいである(大袈裟?)。 続きを読む

マイ・ボディガード

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学校自動車ダッシュ怒りメキシコって恐い街だねぇ~!
情に厚い人が多いと思われる反面、
何者をも容赦しない非情な部分を合わせ持つ。

あの街でも、普通に生活している人が沢山いるんだよなぁ。
映画だけ観ていると、犯罪者だけしかいないかの錯角に陥る。


音楽、そして、音がとても研ぎすまされた感じがした。
トランスはあまり好きではないけれど、
焦燥感をあおるにはもってこいだね。

映像の遊びも、不安定で混沌としたメキシコを
象徴するかのようだ。
あれが延々と続くと見にくいけれど
所々に挿入されると、緊張感が続く。

デンゼル・ワシントン演じるクリーシーは、昔殺し屋をやっていて
今はその呵責に苦しんでいるという役どころ。
迫力ある存在感で、情感たっぷりなんだけど…
どう観ても、もともとイイ人だったように見えちゃう。
役者のイメージって恐いねぇ。
だから、ダコタちゃん演じるピタと打ち解け始める部分で
感動しつつも「やっぱりな…」と思っている自分がいたりして…

ダコタちゃんって、ホント可愛いなぁ~。
大人びた表情をしたかと思ったら、子供らしい屈託のない笑顔を見せる。
守ってあげたい♪(←危険)。


組織犯罪って、個々の役割を行うだけだから
犯罪に加担しているという、罪の意識が低い。
そのせいか、関わった人達をいくらバッタバッタと始末しようが
どうもすっきりしない。

哀しい物語だなぁ~。

それにしても…、マイ・ボディガードって邦題はどうよ!? 続きを読む

Mr.インクレディブル

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笑い走るダッシュロケット赤ちゃん爽快でイイねぇ~!

完全に大人向けの内容。
ところどころに笑いがちりばめられてはいるけれど
現実に問題とされていることが
縮図のように描かれていて、切なさに涙する人もいるかも?!

リストラや社会不適合。
子供達の悩み。
などなど、ヒーローって言っても
一個の人間なんだよね。


そんな、暗い部分を吹っ飛ばすかのように
物語りは爆走を始めるのだ!

ダッシュが文字どおりダッシュし始めた時に
「頑張れー!」
素直に心の中で応援している自分にビックリ。
勢いのあるキャラクター達と
目を見張る映像の数々。
作る側に余裕があるのか、
観ていて純粋に楽しめる!
すごいなぁ~!楽しいなぁ~!!

お母ちゃんは、一瞬「怪物くん」かと思ったが
勝るとも劣らない怪物ぶり(笑)。
もはや人間ではなく、妖怪の粋に達してますな。

エンディングはまるでオープニングかのように
格好いい映像でした。
もう予定調和になっていたNG集がなかったので、良かった。
でも、ないと観たいものだねぇ~。

すごく楽しかったぁー!!! 続きを読む

僕の彼女を紹介します

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笑い笑い笑いとにかく主演の二人がイイッ!
とてもイキイキしていて、観ていて元気をもらえる。

今回もチョン・ジヒョン演じるギョンジンが
めちゃくちゃやってくれます。
ってか、ちょっとやり過ぎでは?!
正義感が人一倍強く、思い込みが激しいというのはいいんだけど
間違いに気付いて、開き直った態度を取るのは
どうしてもカワイイとは思えない。

前半は終止、無理矢理な展開が気になっちゃった。
普通にしてても面白い部分がい~っぱいあるんだから、
無理に笑わせようとしなくていいのになぁ~。

チャン・ヒョク演じるミョンウが、
これまたいい奴なんだよなぁ~。
クサイ台詞も彼なら許せちゃうような、素朴な人柄。
優柔不断にならず、あんな風に優しくなれたらいいなぁ~。

んで、後半。
うぅ~ん、泣かせるねぇ。
前半の雨と風が、ここで違う表情をみせる。
さらに二転三転のこれでもか攻撃。

部屋で風に吹かれるシーンが、同じ比重で2回なくてもいいんじゃないかなぁ。
どちらもBGMが『Tears』で、感動が薄まっちゃったし
2回やるなら、彼女の心の変化がもうちょい感じられたなら…。

でも、チョン・ジヒョンの髪が風に吹かれ
最大の見せ場でもあるんだよねぇ~。
監督、削れなかったんだろうなぁ~。

最後にファンサービスとも思える人が登場!
こういうのって、なんとも嬉しいね!!

…ところで、
チョン・ジヒョンが泣き叫ぶシーンで
彼女って…寄り目になってない?
内容よりそっちが気になっちゃったんだけど…

ハウルの動く城

家ダッシュ笑顔声優ではない役者が演じるのは、
慣れてない感じが自然で好きだ。
倍賞千恵子さんの声は変幻自在でとても良かったし、
木村拓哉も穏やかな声でとてもハマって聞こえた。
僕は特に加藤治子さんの声が好きだなぁ~!
美輪明宏演じる荒地の魔女がなんとも魅力的で、とても面白いキャラだった!
神木隆之介くん演じるマルクルも、くり返しギャグがツボにハマっちゃいました。
そして、ダークホースなキャラのカルシファーがこんなに楽しいなんて!!!
ある意味主役?!

動く城の質感や面白い動きにも
大蟲が動いた時の新鮮な驚きと似ていてワクワク!


ただ、全体に絵が雑に感じたんだよなぁ~。
アニメーションも、なんとなぁ~くぎこちないような…

ソフィーの顔が、魔法が解けたわけでもないのに
ちょこちょこ少女顔に戻るのが嫌だった。
おばあちゃんの顔のままで、いい表情を見せてよ!


一見、壮大なスケールなんだけど
小さな単位に重点が置かれているようで
とても優しい印象。
その分、大きな盛上りには欠けてしまうけれど
鼻に付くメッセージがなくて、淡白な印象。

人との出会いが運命であろうと、偶然であろうと
そんなことはどっちでもいい。
ただ、出会えたことを喜んでいけるのなら
人生は豊かだなぁ。と、しみじみ思えた作品だった。

今回の主題歌「世界の約束」も
すっごくシンプルで飾らない詩がいいね! 続きを読む
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