2005年04月

海を飛ぶ夢

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答えのない問いかけ。

「尊厳死」は
認められるのか否か。

考えれば考えるほど、
答えが出せない。

「生きることは素晴らしい」
「生きることには意味がある」

僕もそう思う。
つらいことはあっても、それを補って余りある程の
幸福感と自由を感じられる今だからからこそ
そう思えるのだろう。

この映画の主人公ラモンは、人生を謳歌していたある日
事故で四肢麻痺になり、それきり動けない。
家族の愛に支えられているものの
その絶望感は計り知れない。

彼は弁もたつので、人からの理屈には
意固地になるだけ。
心からの愛情には、返せないことに苛立ち
余計に死を選ぼうとする。

兄の妻マヌエラによる献身的な介護とまなざしは
さながら母親のようでもあり、とても暖かい。
ちょっと賢くない甥っ子ハビの
放ってはおけないが、振り回されて面白くないという
複雑な心境も伝わってくる。
そんな家族と彼を見て、兄ホセが苛立つのも良く分かる。

男運がないと言いながら
次第に彼に惹かれていく、二人の子持ちのロサ。

尊厳死を法的に支援する会のジェネ。
決して死ぬことを手助けするわけではなく、
いかに生きるかを真剣に見据えているのだと思う。
ラモンに「他のみんなと同じだね」と言われた彼女は
とても可哀想だった。
あんなに一所懸命やってくれた人への最後の言葉がそれとは!

不治の病を抱えつつ、彼の弁護を引き受けるフリア。
病気の進行に怯えながら、
夫がいる身でありながら、隠し切れない愛情さえ芽生えていく。


ラモンの周りには、様々な不器用な思いと愛情がある。

生きていたいから、愛したいからこそ
死を選び、愛を拒絶する。
関われば関わるほど情がうつり、離れ難くなるのに…。

「普通なら生きることは権利だが、僕には義務だった」と語るラモン。
「生きる」とは、一体何なのだろう?
…結局、答えなんて出ない。

エンドロールでは、高らかで力強い曲が鳴り響く。
深い余韻だ。

主人公が聖人君子ではない部分がリアルで
決して好きにはなれないが魅力的だった。
感傷的ではない描き方が、好きだな。


主演のハビエル・バルデムって、僕と同い歳なんだよねぇ。
特種メイクとはいえ、あの貫禄。
おみそれしました(笑)。

コーヒー&シガレッツ

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この春
一番の快晴であろうこの日、
GW突入の浮かれ気分も手伝って
普段会社に行くよりも
一時間も早く渋谷へ(笑)。

この日は
「渋谷で映画を観たら?1000デー」
ということで、
ちょっとラッキー。

僕は3日ほど前に、このサービスデイを知りました。
たぶんほとんど知られていないんじゃないかな?
一体いつから始まって、次はいつ?


さてさて、映画は題名どおり
コーヒーとタバコにまつわる色んな風景のオムニバス。

小洒落て気取ったものかな?とも思ってたんだけど、
ちょっとコミカルで脱力系でした。
映画館でかしこまって観るよりも、
カウチポテト向きな雰囲気。
ただ、ダラダラとながら見しちゃうと、
全くストーリーが分からないだろうなぁ~。


多様なキャラクターの中でも
異彩を放つのがケイト・ブランシェットさま!
実名の本人役とその従姉妹という二役なのだが
その従姉妹のビンボくさいビッチっぷりがサイコー!
本人もホントにイキイキ楽しそうだねー!!
いかにも創られた嘘臭い本人役も、なんだか可笑しい。

あぁ~あ、コーヒー片手に
リラックスしながら観れば良かったなぁ。

終映後、ロビーのタバコの臭いが
ちょっとだけ心地よかった?!

黄金週間!

ずっと仕事が忙しかったけれど
やっと、おととい一段落したので
昨日は休みを取り
パワーブックを修理に出してきました。
修理代5万円だって…(涙)。

帰ってきたら、映画ブログの更新しますよぉ~!
んもう、溜まりまくってますからねぇ。
GWにも観まくりますよー!

そう、いよいよGWですね!
僕はカレンダー通りの休みですが、
2日か6日「さえ」休めば、夢のような連休に!
その「さえ」が、なかなかできないんですけど…。

いい休日を!

ベルンの奇蹟

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いやぁ~、これも好き好き!
観て良かったぁ~!!

極めて地味な作品だけど、
どっこい見どころ満載。
僕の琴線に触れる部分がいっぱいあって
なんとも気持ちのイイ作品でした。

統一前の西ドイツが舞台で
ロシアから11年ぶりに戻った父親と家族の物語。

父のいない間、女手ひとつで働き3人の子供を育てた母。
父親は、毎朝隣に眠る人が冷たくなっていないかを
確認するような生活で、精神的に擦り切れて帰還。

裕福ではないけれど、母親の愛情に包まれ
幸せに生きていた所へ
暗いものを背負ってきた父と子供たちとの確執がおこる。

ここまで書くと、ただ暗ぁ~いだけの
重苦しい映画を想像しちゃうけど、
そんな時代と環境の中でも逞しく生きる人達と
ワールドカップへの情熱などが相乗効果となって
観ているこちらも、不思議に熱くなってくる。

主役の少年を初めて見た時には、
「あぁ~あ、この子じゃ期待できないなぁ~」なんて
思ったのだけれど。
ごめんなさい。
僕の目は節穴でした(笑)。

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フットボール。
この22人で1つのボールを
ただ蹴るだけのスポーツが
これほど人々を支え、
奮い立たせ
感動を呼ぶなんて!!!!

エンドロール、
列車が通り過ぎた後の
平凡な風景が、なんだか
とても胸に沁みた。

コンスタンティン

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こういうの好き好き!
分からないところもあったけど
すっごく楽しめた。

キアヌ・リーブス演じる
エクソシスト・コンスタンティンの
ちょっとひねた性格も大事な要素。
どのキャラクターにも、
それぞれに登場理由があるのが
まさに神の計画?!
まぁ、物語なんだから
それが当たり前なはずなんだけど(笑)。


しょっぱな、槍を手にした人間のシーンから
心臓ばくばくに驚かされ、
興奮さめやらぬままに、悪魔付きの女性のエピソード。
もう充分掴みはOK!って感じ。
「ようこそ、僕の世界へ」

ヒロインのレイチェル・ワイズの
勝ち気かつ凛々しくありながらも
女らしい部分がすごく魅力的。

ハーフブリード達の怪しい雰囲気にもメロメロ。
無表情な悪って、腹立たしいくらいイイよね(笑)。

天使ガブリエル役ティルダ・スウィントンの
中性的な容姿とイギリス人っぽい雰囲気が、まさに天使!

ピーター・ストーメア演じるサタンは
筋が通っていて、なんだかお茶目。

てっきり脇キャラかとあなどっていた
助手のチャズくんの意外な大活躍。
こういうのも大好きなんだよなぁ~。


水の滴りや髪の動き
光の色や陰影など
細かい視覚的な部分が凝っていて
大画面で観るとさらに興奮!

虫がワラワラ群がるシーンは
大画面で観るとさらに無気味!

ところどころに入る
息を抜く緊張感を緩和するシーンが効くね!


敢えて言わなくても分かると思うけど、
感動して涙が止まらないような作品では断じてない。
でも、映画って楽しめればいいんだよね。

エンドロール後、なんとチャズくんが…!!
劇場でお見逃しなく!

ハイド・アンド・シーク~暗闇のかくれんぼ~

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今回の
ダコタ・ファニングちゃんは
めっちゃ恐い!

やんちゃな表情は消え
怪しく語る瞳のにぶい光り、
そして烏の濡れ羽ような黒髪。

ロバート・デニーロらしからぬ
平凡で、普通の
優しい父親役というのもかえって恐い(笑)。

でもさぁ~、
今どき、こんなオチとストーリーでイイわけ?
たとえ平凡な脚本でも
充分面白い映画はあるけどさぁ~。

意味ありげにちりばめられた
まるで伏線かと思わせるモチーフが
ことごとく意味なーし。

キャッチコピーの「超感動スリラー」って
一体何のことを言ってんの?!
こんな映画を観ちゃったことの方が恐怖だよ!

騙されたと思って、観てみて!
ビデオでいいからさ。
案外面白いと思ったりするかも?!

「もぅいいかぁ~い?」
「もういいよっ(怒)!」

阿修羅城の瞳

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初期の予告編では
ホラー映画かと思わせられ、
次のバージョンでは
まるで沈美なラブストーリー。

公開間近のスポットでは
一転、時代活劇のよう。

ポスターは、
シアターコクーンでやる舞台
かのような趣き。

一体どんな映画なのか分からないまま
蓋を開けたら…
摩訶不思議で奇妙奇天烈な
アクション活劇ラブストーリーでした。

スティングが歌うテーマ曲の
ジャジーな雰囲気なんて皆無。
このチグハグな感じは、
アングラ芝居を観た時の感じと似ているかも。
案外心地よくて好きだ。

劇団☆新感線の舞台を映画化したというだけあって、
セリフまわしが芝居っぽい気がする。

人間の想像力で観る舞台の空間は
映像化が難しいんだろうなぁ。
まぁ、全くの別物だし
それぞれに良い所があるのだから、
比べることが間違いか。
CGの出来次第ってとこもあるし。


市川染五郎の顔(特に口元)が好きじゃないんだけど
とても快活で面白いキャラクターだった。

宮沢りえちゃんは、何をやっても可愛いなぁ(笑)。
男勝りの元気なキャラ・つばきが、
阿修羅になる時の「女」という対比が
とても魅力的だった。
あとは、殺陣がピリッと決まれば言うことなし。

ただねぇ…、
渡部篤郎さんの髪型って、どうよ…。
いくらなんでも、やり過ぎじゃないですかぁ~?
髪型に限らず、作品全体にやり過ぎ感が漂っていて
ついて行けなかった。

豪華な役者を集めて作った
戦隊モノって言ったら言い過ぎか?

はらりはらりとサクラチル

楽しみにしていた桜も、
あっという間に終わってしまいました。
これから咲き始める地域を、追い掛けて行きたい気分です。
先週、友達に誘われて善福寺川沿いの並木を散策。
まさに満開!川面に流れる花びらも綺麗でした。

あぁ、また来年までのお楽しみかぁ~…。

でも、気付いたらゴールデン・ウィーク間近!
その前に片付けなければならない仕事が山積みです。
頑張って仕事だぁ~!


本日、TVアニメ『ドラえもん』の声優が一新。
きっと色々言われちゃうんでしょうねぇ~。
でも、これからの子供達のためにも
新しい『ドラえもん』を作っていってほしいです!
「だから心配するなよ、水田わさび!」
がんばれ!

僕の部屋の「ドラえもん・ザ・ロボット」は
今日も「大山のぶ代」さんの声です。永遠なれ…。


壊れたままの愛機PowerBook。
有給休暇をとって銀座のアップルストアへ行こうと思っていたのに
忙しくてずっと行けなかった。
先日、やっと午前半休がとれたので持って行ったら
混み合っているので、対応が午後になってしまうとの事。
泣くなく引き上げましたよぉ~。

アップルの方はとても親切に教えてくださいました。
「インターネットからでも予約が入れられますよ」

…んだから、立ち上がらないんですってばぁ!

ってな事で、映画評いまだ更新できずごめんなさい。
もう映画ブログぢゃないね…(苦笑)。

コーラス

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主役の少年ピエールの声。
この映画のすべてが
それであると言っても
過言ではないだろうな。

予告編から幾度となく聴いた。
そして、勝手にイメージを
膨らませていた。

最後にこのシーンがきて
おろろぉ~んと
感動にむせび泣くのだろうと(笑)。

だけど、そのシーンはあっけなく
結構序盤に出てきてしまうのだ。
これから、どんな展開で泣かせられるのだろう?
と、スタンバイOKな僕であったが…。

そぉ~んなに、ストーリーが膨らんでこない。
いくつか事件は起きるんだけど、
他のキャラクターが大人しいんだよな。

良く言えば、無理矢理な展開ではないのだけれど…。


タコ頭のマチュー先生。
ずるいくらい、イイ表情だよねぇ~。
先生の威厳を保ちつつ、媚びず
子供達と仲良くするのは、
ホントに難しそうだよねぇ~。

最後まで心を通わせられない子が出てきたけど、
現代の子供と重なって見えたりもして、すごく恐い。
環境が人を育てるとも言うけれど、
生まれもった資質も、多分にあるんだろうな。

いかにもな悪人顔の校長。
「ゴール!」やら「ピヨピヨピヨ」など、
思わず笑ってしまうようなシーンがあって面白かった。

ピエールのお母さんが、とても自然体で美しかった。
窓から差し込む光りに照らされた
彼女の登場シーンには、マチュー先生が見とれちゃうのが
よぉ~っく分かる、いいシーンだね。

子供達との直接の別れを許されなかったマチュー先生へ
それぞれが感謝の思いをしたためた紙飛行機が
飛び交うシーンにグッときた。
無作為に拾ったにも関わらず
主要メンバーの手紙だけを手に取り、
その他大勢の紙飛行機が置き去りだったのが
気になるところだが(笑)。


「コーラス」だけに、曲の力が物凄い。
昨今は、コンピレーション的な選曲のものが多いので
映画音楽らしい曲って、とても新鮮だ。
サントラがフランス国内チャートで150万枚の売り上げた
というのも頷ける。

期待が大き過ぎたのか、全編「ソロ」が際立ってしまって
「コーラス」としては今一歩な作品に思えたのが残念だな。 続きを読む

サクラサク!

4月になりました。
エイプリル・フールです。最近はあまり聞きませんが…。
おいらは友達にいたずらメール送っちゃったけど(笑)。
今日は映画の日でもありますね。でも、天気が良いと
映画館に入るのがもったいないなぁ~。


昨日J-WAVEでは最終回ラッシュ。
大好きな『ビバ!アクセス』のミブちゃんのラストで
おいらも昼からもらい泣き。

いろいろな大きな変化で通り過ぎた3月。
今年も仕事に追われ、タクシー帰りだった侘びしい誕生日。
それらが一気に感情にあふれ
まさに、堰を切ったようでした。

さあっ、今日からは新規一転。がんばりまっせ!


PHSの新規加入停止。それにともない事業縮小。
ドラえホンから使い始めたおいらも、いよいよ携帯へ?!
でもさ基本、かけられりゃあイイんですけどね。

今、週末はパソコンメールのチェックができない状態なのでとても不便。
週末に花見のお誘いメールが来ていたらどうしよう?!
それも携帯にしたら解消できるのかな?


桜がほころび始めましたねーっ!
あいにく、そんなに暖かくないですが
その分、長~く桜を楽しめるのは嬉しいね。

よい春を向かえましょう!
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