予告編すごく好きぃ~!
竹中直人の抑えた演技ってのも
良いねぇ~。
…なんて思って観たら
大間違い!!!!
結局いつもの
暑苦しい彼でした。
映画らしい素敵なシーン満載!
マドンナである原田知世を
なかなか見せない写し方とか好き。
彼女って、ちょっとノスタルジックな現代劇で
抜群にキラキラ輝く気がする。
学生時代にクラスにいたマドンナの
変わらない眩しさと、
ちらりとのぞく生身の人間の部分が、
とても魅力的だった。
女子高生役の水田芙美子の
ふてぶてしい可愛らしさも意外に良かった。
中島みゆきさんの女医さん。
似合ってるなぁ~(笑)。
楽しいシーンは多いんだけど
どうも、おちゃらけたシーンが多過ぎて鼻につく。
意味のあるゲストキャラならいざ知らず
通行人などで大挙して出ていた
ミュージシャンの顔出しは一体何?!
少しなら自己満足で済むし、楽しいけれど
あんなに出されると食傷。
映画の流れも意味無く止まって、散漫な印象を受ける。
あれが観客へのサービスだと思ったら大間違い。
作り手が楽しむだけの映画は、
劇場では上映しないで欲しい。
それでも、音楽の力はすごい!
エンドロールで「サヨナラCOLER』が流れると
とんでもなく良い映画を観た気になっちゃった(笑)。