2005年09月

銀河ヒッチハイク・ガイド

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正直、観るつもりは
無かったんだけど、
予告編の妙なテンションに惹かれ
魔がさした。

TOHOシネマズ川崎では
プレミアスクリーンでの上映。
そんなに人気あるのか?!と
半信半疑で劇場へ。

TOHOシネマズ川崎にしては
意外に混雑していてビックリ。

ささやかな贅沢として、
「チャーリーとチョコレート工場」公開記念の
チョコレートポップコーンを買い求め、いざ!


なんじゃこりゃ!
かなりのおバカ映画!

突き抜けたお笑いを求めるとダメだけど
歪んだ可笑しさが好きな人には、たまらないだろうな。

多分、笑うところなんだろうけれど
イマイチ良く分からないまま、ずるっと流れていく。
なんだか、ストーリーも分かったようで分からないような。
そんなに凝った内容ではないのに…。

会場からは乾いた笑いがまばらに出る程度。

まだ秋なのに
   …寒いなぁ~。

テレビシリーズの映画化ということだけど
見てないと分からない面白さがあるのかもしれない。
ってことで、僕にはちぃ~っとも面白くなかった。


川崎のプレミアスクリーンは、リクライニングではない。
椅子はゆったりだけど、なんかギシギシいってるような…。
エントランスには、なんだかわからないオブジェが鎮座。

今回は通常料金で入れたから文句はないんだけど
これで六本木ヒルズと同じ値段だったら、二度と来ないわな。
なんでも六本木では入口も一般のスクリーンとは違って
一杯飲むだけで差額のモトがとれちゃうほど高級なワインだかも
付いてくるらしい(未確認)。

SHINOBI

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なぁ~んで
こんな作り方するんだろう?
これじゃあ、忍びは
化け物じゃん。

映画が始まった時点で
「失敗した」と
思っちゃった。

大袈裟で派手な演出。

スパイダーマンのなり損ないのようなCG。
アクションの部分は、けっこう面白く見られたけど…。

オダギリジョーの迫力の無さと
棒読みのセリフが致命的。
全然主役としての貫禄がないから、
ストーリーに説得力を感じない。

嫌いな役者じゃないけれど、今回はひどいな。
あんなに魅力を感じない彼って初めて見た。

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それにひきかえ、
仲間由紀恵ちゃんの扱いは
スゴイ!
撮り方、魅力の引き出され方が
半端じゃない。
話しの展開も彼女が中心。

乏しく見えがちな感情表現だけど、
ちょっとした眉の動きや
眼差しからかもし出される
雰囲気がたまらない。

忍者ではないと思えば
どのキャラの対戦も見てて楽しい。

黒谷友香の妖艶さは一見の価値有り!

でも…
嗚呼、空しいなぁ~…。


この映画自体が、
刃の上に心を置いて
耐えることなのかもしれない。
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ファンタスティック・フォー 超能力ユニット

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意外と言ってはなんだけど…
すっごく面白かった(笑)!

漫画からそのまま出てきた
キャラクターは最近の流行り。

主人公の苦悩を描き
映画として
見応えある作品も多い。

この作品は、苦悩の部分よりも
コミカルな部分が強調されていて
そこがかえって人間臭く、快活に描かれている。
さっぱりしているのにコクがある
美味しいラーメンスープのような感じ。

スー・ストームを演じるジェシカ・アルバは
この秋、赤丸急上昇なアイドル女優。
日本人に受けそうなファニーフェイスな丸顔。
紅一点が魅力的だとアガる(笑)。
サービスカットもいっぱいです♪

一応主役のリード役にヨアン・グリフィス。
身体がビロォォ~ンと伸びるなんて怪物くんか
はたまたヒューヒューポーポーか?!
おおよそヒーローっぽくない特徴が
知的なんだけど、どこかとぼけている部分に重なる。
一見へなちょこっぽいが、意外にも…。

身体を燃やしてぶっ飛ぶジョニー役に
白い歯の眩しいクリス・エヴァンス。
女好きでやんちゃな所がまさにハマり役。

身体が岩石のようになっちゃうベン役の人は
他で見た記憶がないけど、とてもいい味出してます。
彼の怪物のような外見を気にしないのが、
盲目の女の子ってのは安直な気もするんだけど
まあ、良かった良かった!

敵になってしまうMr’ドゥーム。
悪者になる前から悪者扱いで
なぁ~んか、可哀想になっちゃった。


他人にはない自分の特徴。
それをコンプレックスにしてしまうか、
生かして長所にしてしまうかは自分自身。
好奇の視線を向け蔑んだ目で見る人も多いし
自分ですら認めたくない部分もあるけれど、
案外、優しい視線をおくってくれる人も
いるかもしれない。

せちがらい昨今。
そう信じたいな。

チャーリーとチョコレート工場

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今回のは、かなり無気味な
ジョニー・デップ。
実の子供にも
「気持ち悪い」と言われたとか。
不可思議でキッチュな
ウィリー・ワンカには
この上ないほど適役だ。

こういうヘンな役ほど、
張り切っちゃうんだろうな(笑)。

フレディ・ハイモアくん演じるチャーリーにしても
拾ったお金でチョコレートを買うという部分が
素直な作りじゃないよね。

ヘレナ・ボナム・カーターが意外にも平凡で優しいお母さん。
おじいちゃんも、もっと活躍するかと思ったけど…。


この作品に、いわゆる「普通の人」ってのは出てこない。
チケットを手にして工場見学に集まった親子が、
何故こんなにイヤな奴らばかりなのかは不思議だけど
とにかく見ていてムカツク。
親が親なら、子供も子供。

そんなガキ共がヒィ~ヒィ~言ってる姿を楽しむなんて
極めて悪趣味♪
正直、「もっと苦しめてやれ!」と思っちゃったので
物足りないくらいだ。

子供がひどい目にあっている時に踊りだす小人が、
テンポのイイ音楽にノって、コミカルで面白い。

原色の映像も、シュールですごい!

ただ、面白く観終えたのに
これと言った感想が出てこない。
グッと掴まれる部分に欠ける気がするなぁ~。

サマータイムマシン・ブルース

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おおおぉおおお~!!
見事なおバカ映画だぁ~!!!!

大学生特有の、やり過ぎ一歩手前の
アホさ加減がサイコー!!
人によっては下らなさ過ぎと
思われちゃうかもしれないけど…
僕は、こういうの大好きなのだ!

細かい所にはり巡らされた伏線。
それが次第に絡まりあい、
謎が謎を呼ぶのだけれど
それが一気にほどけていく快感。

そして、そのエピソードそれぞれが不自然ではなく
無理なく笑える展開になっているのがスゴイ!


主演の瑛太くんの素朴さも青春映画っぽくてイイが
その他大勢の面々も、かなりのツワモノ!!
女性陣はイモっぽさが可愛いコメディエンヌ
上田樹里ちゃん。
このキャラクターにはそぐわないほどの美少女(表現古っ!)
夏木よう子ちゃん。
SF研究会の面々も、それぞれ漫画のように個性的。
そのみんなのチームワークにも、グイグイひっぱられていく。

声高に友情なんて語らないけど
にじみ出てくる仲間意識とでもいうのかな?
観客として、同じ輪に入っているような感覚がある。
キャストにも恵まれたんだねぇ~!!


あらすじは、クーラーのリモコンが壊れ
タイムマシンで壊れる前のリモコンを取りに行って大騒動。
ってな感じ。
こんな内容の映画を大真面目に作り上げ
こんなに面白い作品が生み出されたことは
まさに人類の奇蹟かも(笑)。

人生が変わる一本ではないけれど
ちょっと、かなりイイ感じ!!


この映画、自宅からクーラーのリモコンを持って行くと
通常?1800のところ?1000に割り引きだった。
こういうサービスって、嬉しいよねぇ~!

メゾン・ド・ヒミコ

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柴咲コウのすっぴんメイク。
オダギリジョーのゲイ疑惑。
などなど…

本編の内容以外のところで
話題となっていたこの作品。

ゲイを扱う時のメディアは
いまだ
キワモノ扱いなんだよね。

まあ、この映画自体でも
キワモノ扱いは変わらないのだけれど…。

それでも
『ジョゼと虎と魚たち』で
突き放した視線の愛情を感じさせた
犬童監督とあって、期待が高まるのだ。


雨のしずくをスローモーションで表現したり
キャラクターに汗を感じさせる所などの、
こだわりが生なましくてリアル。
普通に写したら陳腐になりそうな工場でのシーンも
写真のような奥行き。キレイな映像だなぁ~。
必要最低限で印象に残る音楽も良いね。

感情に乗っかってくることなく、
淡々とストーリーが進む。

柴咲コウって変わった発声だな。
オダギリジョーって色気っぽいなぁ。
吉良さんって可愛い人だな。
西島秀明は今回ワイルドだな。
流しそうめんのシーンは楽しくて好きだな。
キスがエロティックだな。

…と、細切れの感情の箇条書き。

で、肝心のヒミコが終始重い!
濃い人生を送ってきて、死を間近にし
達観したのかもしれないけど…。
なんであんなに、人生を後悔したような顔なの?!
ほんの少しでイイから
「生きてて良かった」という表情が見たかった。
いっそ、
ヒミコは死んでいたという設定でも
良かったのでは…?

唐突にキャピキャピしちゃう
柴咲コウにも馴染めなかった。
そのシーンだけ見ているとカワイイし、
すっごく楽しくはあるんだけど…やっぱり不自然。

期待していたような面白さは全く無かったんだけど
細かい部分では笑えて、
生きていくことと死ぬことという
プリミティブな部分では考えさせられた。
得るものが全くないわけではないという程度…。


映画の内容とは全く関係ないけれど
風景に、見覚えのある建物が映っていた。
どうも、
僕が住んでいる川崎か鶴見辺りで撮ったらしい。
そういえば車も川崎ナンバーだ(笑)。

NANA

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漫画原作が圧倒的な
支持を受けているという
この作品。

僕は、全く読んだこと無し。
どんな絵なのか
どんな話しなのかすら
まぁ~ったく知らなかった。

「NANA」という
同じ名前の女の子が
ひょんなきっかけで知り合い
お互い違う世界で生きながらも共感し、
成長していく物語り。
予告編からすると、そんな感じ。

実際、映画もそんな感じ。

中島美嘉のすっごい存在感!
外見は恐いけど、いい女だなぁ~。
誰をも寄せつけないオーラが漂っているのに
抱き締めてしまいたくなるような可愛らしさもある。

危うく彼女のための
プロモーション映画になりそうなところを
これまた、
存在感たっぷりに演じる宮崎あおいちゃんが
ガチンコで受け止める。
ちょっと嫌いになりそうなくらい
ブリブリで面倒臭い女の子を熱演。
でも、ふと見せる表情とか
仕草とか愛しくてたまんない!!

まさに「二人の王女」のアルディスとオリゲルド。
どんなに影が濃くても、
光がないと影は生まれないのだ。

綴られるエピソードは、
こそばゆくなるくらい少女漫画。
甘酸っぱくて気恥ずかしくなるけど
たまになら僕も嫌いじゃないんで(笑)。
多分、
漫画の良いシーンをつなぎ合わせたんだろうと思われ
映画としては、ちょっと退屈だったが…。
あ…、それって致命的か。

楽曲がイイ!
中島美嘉が歌う『GLAMOROUS SKY』は
今までの彼女の楽曲のイメージとは違うのに
ハマり過ぎてて恐いくらい。
レイラ(伊藤由奈)の曲『ENDLESS STORY』も秀逸!
声がメチャクチャ気持ち良いのだぁ~。

この曲に委ねたエンディングになるのかと思ったら
そのライブシーンからが、ちょい長い。
そのせいか、ラストが淡白な印象で物足りない感じ。

まあ、PVとしては良い出来なんではないかと…。

運命じゃない人

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きたぁぁぁぁーーーーーーーーー!
こっれっはっ
面白いっっす!!!!

主人公の徹底的な
イケてなさ加減からして
弱々しいぃ~作品なのに、
だんだん彼が
可愛い人間に見えてきちゃう。

主演の中村靖日くん演じる
宮田くんは、人を疑うことを知らない男。
彼の周りでは、
信じられないような出来事が幾重にも起こっている。

中心人物にも関わらず、
本人だけがかやの外。

まるで台風の目みたいな状態だ。

不穏な行動をとる、彼の親友神田役の山中聡。
レストランで知り合った、
わけありの女性・真紀役の霧島れいか。
逃げた元婚約者、あゆみ役の板谷由夏。
やくざの組長、浅井役の山下規介。

それぞれが複雑に絡まりあい
それがほどけて繋がっていく快感。

人物もはっきり描かれていて
キャラクターが魅力的にイキイキしている。
至る所で笑えて、
決して誰も傷つかない優しさがイイ!

初めて観る時の面白みが無くなってしまうから
ネタバレは書かないけれど
何度か観てみたくなる作品だった。


…でもひとつだけ、ネタバレ。
電話番号を聞けた宮田くんの小躍り!
今思い出しても、涙が滲むほど笑っちゃう♪!

なんかね!なんかね!
自分も一緒に幸せになれたような気分!!

あぁ、楽しかったぁ~!!!!!!!!!

奥様は魔女

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あのサマンサを
ニコール・キッドマンが?!
そう聞いただけで
ワクワクしちゃう。

子供のころに
彼女に恋したであろう世代が
単なるリニューアルではなく
ひとひねり加えて
作ったんだろうな。

こういう作り方なら、前作への敬意が表せるもんね。

ニコール・キッドマンの表情は
エリザベス・モンゴメリーを彷佛とさせる。
若干可愛らしさを増量した感じかな。

オープニングの曲が、
テレビシリーズのものじゃなかったのが
残念でならないんだけど
彼女が地上に降りてきて、魔法を使う登場シーンは
最高にキュート!!!!
この映画は面白くなるに決まってる!!

…って思った。

ダーリンを演じる役者ジャック役のウィル・フェレル。
ひどい。ひどすぎる。
元はトップスターだったけれど、妻に逃げられ
今は落ち目というが、
どこにトップスターの片鱗があるねん!!
もともと売れない役者が頑張って…という
設定なら認めるよ。

人間を知らないとはいえ
魔女イザベル(ニコール・キッドマン)が
彼に恋してしまうのが理解できない。
外見は仕方ないとしても、性格最悪じゃん。

その部分に乗れない僕は、
映画後半の盛り上がりについて行けない。
ジャックが騒げば騒ぐほど、シラァ~っとしらけて
テレビだったらスイッチ消してたよ。


サマンサの母親エンドラを演じる女優役には
ノリノリのシャーリー・マクレーン。
イザベルの父親モーリスにはマイケル・ ケインと
素敵な配役がされているのに、
それさえもぶち壊された気分。

単なるリニューアルではなく
ひとひねり加えて作った結果
こういう作り方にして、
前作に傷がつかなくて良かったね。

いい題材だったのに、勿体無いなぁ~。
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