うぉ~。
恥ずかしくなるくらい
古典的な青春映画だぜい!!
昔と違うのは、主人公が
熱く自己表現をしないところ。
内に秘めるものはあるのにね。
悶々としないで
サラッとしている所も
現代的なんだろうなぁ~。
かといって、いわゆる「イマドキ」でイメージする
モラルが無くて原始人みたいな子たちではないので
昭和の人間としてはホッとするのだ。
声変わりも微妙な年頃なので
パッと見よりも、随分子供っぽい表情をする彼ら。
くすぐった過ぎるぜぃ~。
竹中直人って、昔は面白いと思ったんだけど
この映画の登場シーンを観て、
生理的に嫌だった。正直、気持ち悪い。
中盤までの彼の悪のりには
嫌悪感すら感じてしまって…。
後半のテンションが全編だったらイイのになぁ~。
主役の大洋こと三浦春馬くん、
友達の小林こと木村了くんと田口こと濱田岳くん。
適度なお笑いと友情、そしてちょっとした成長が
大袈裟でなく爽やかでいいねぇ~。
加藤ローサちゃん演じるジュリアの登場は
安い漫画のようだったけど、いい笑顔だねぇ~♪
ことあるごとに敵対する
横須賀のチンピラサーファーたち。
笑っちゃうくらいのひねくれ加減と、
連れ立っているちゃらい白人の扱い。
僕がアメリカ人だったら、映画観て怒るね。
日本なのに
不自然なくらい(色の調整し過ぎ)青い海。
全体に映像のコントラストが低くて浅い印象。
なんだろう?
フィルムじゃないのかな?デジタル?
ぺらっぺらで印象の薄い作品だけど、
それがかえって青春っぽくて好きだな。
エンディングを彩るDef Techの主題歌、
夕凪とか夏の終わりを感じさせてイイねぇ~。
今年の夏のマストアイテムなのだ!!