前回は不覚にも
寝てしまったので
日をあらためて
見直しました。
うぅ~ん、
見直して良かった!!
おもしろいっ!!
出演者にコメディアンも多いし、
全編コメディタッチではあるんだけど
しっかりと真面目な印象でもある。
主演の岡田くんのふざけ過ぎない演技が
全体をまとめてて、好印象。
とりたてて目立つところがあるようには思えないのに
(もちろん顔立ちは男前だけど)
他の個性的な人達の中にいても埋もれることがない。
けっこう存在感があるんだねぇ~。
対する宮沢りえちゃんは
外見的な部分では
『たそがれ清兵衛』ほどの輝きは見られないものの
まさに「掃き溜めに鶴」という感じの
人間的な美しさがあって綺麗!!
キャラクターそれぞれの苦悩もしっかり描かれ
ともすれば憎まれ役のようなキャラも
どこか憎めない。
人間の弱さを、しっかりと捉えつつ
見守るような視線が溢れてて、なんとも爽快だった!
「桜が潔く散るのは
来年も咲くのを分かってるからじゃない?」
サラリと出てきたセリフだけど
深いねぇ~。
キム兄のキャラは、単純に見てても面白く
深読みすると哲学的でもありそうな…。
要チェックですね!!
真面目なだけでは疲れちゃう。
ふざけるだけでは、ただの馬鹿。
こういうバランスの作品って、とても好きだなー!