2006年06月

花よりもなほ ←再チャレンジしました

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前回は不覚にも
寝てしまったので
日をあらためて
見直しました。

うぅ~ん、
見直して良かった!!

おもしろいっ!!


出演者にコメディアンも多いし、
全編コメディタッチではあるんだけど
しっかりと真面目な印象でもある。

主演の岡田くんのふざけ過ぎない演技が
全体をまとめてて、好印象。
とりたてて目立つところがあるようには思えないのに
(もちろん顔立ちは男前だけど)
他の個性的な人達の中にいても埋もれることがない。
けっこう存在感があるんだねぇ~。

対する宮沢りえちゃんは
外見的な部分では
『たそがれ清兵衛』ほどの輝きは見られないものの
まさに「掃き溜めに鶴」という感じの
人間的な美しさがあって綺麗!!

キャラクターそれぞれの苦悩もしっかり描かれ
ともすれば憎まれ役のようなキャラも
どこか憎めない。

人間の弱さを、しっかりと捉えつつ
見守るような視線が溢れてて、なんとも爽快だった!


「桜が潔く散るのは
 来年も咲くのを分かってるからじゃない?」

サラリと出てきたセリフだけど
深いねぇ~。
キム兄のキャラは、単純に見てても面白く
深読みすると哲学的でもありそうな…。
要チェックですね!!


真面目なだけでは疲れちゃう。
ふざけるだけでは、ただの馬鹿。

こういうバランスの作品って、とても好きだなー!

タイヨウのうた

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んもう、
このこそばゆさは何?!

雨音薫を演じる
YUIちゃんの
もちゃもちゃっとした話し方が
ちょっと腹立たしい(笑)。

でもね、
これがキャラクターに
ぴったりハマって見えるんだよねぇ~。


塚本高史くん演じる考治くんを
遠く離れた窓から見つめる少女の目線。

セリフもなく
かなり長ぁ~いシーンなんだけど
ここがすっごく良いんだよなぁ~。
夜が明けてくる静かな時間に
想いがいぃ~っぱい詰まってて♪


展開はありきたりだし、
ちょっとご都合主義な部分もあるんだけど
そんなこたぁ、キャラクター達の魅力で帳消し。

両親を演じる岸谷五朗と麻木久仁子。
友達のメガネっ娘を演じる遠山愛里。
みんな、気持ちイイ人達です。

考治くんも、見掛けの派手さとは違って
軽さの中に、優しさと素直さが見える好青年だし、
雨音薫ちゃんも
ただ弱々しいだけの女の子ではない逞しさがあって。

応援したくなる人達がいっぱい!

彼女の歌声、あんな細っこい身体で
あんな弱々しい声なのに
なんて力強く響いてくるんだろう?


「死ぬまで生きるんだから!」と明るく言い放つ
少女の瑞々しく眩しい言葉にグッときた。
僕も、負けちゃいられないっスよ!


YUIちゃんの歌う主題歌『Good-bye days』が
ヘビーローテーション♪
レーベルのデザインが、
映画の中で出て来た白無地と一緒なのもイイね。

初恋

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混沌として
陰うつな時代。

鬱屈したものを吐き出すため
物を壊し、人を傷つけ
結局、自分自身を傷つけてる。

まさに自暴自棄だ。

それでも、
権力という見えない力に対して
もがき、抗う姿は
たとえ徒労に終わったとしても
無気力に、諦めて生きるより
死んではいないような気がする。

良い行いか悪いことなのかは別としてね。


「みすず」を演じる宮崎あおいちゃん、
今回もイイわぁ~。
彼女の魅力の一つである「声」が
ごく無口な少女という設定によって
かなり制限されてはいたけれど、
瞳で語る部分が強調されて、すごく魅力的だった。

無事「仕事」を終え、頭を撫でられた時の表情!
んもう、素晴らしいっ!!!
あのシーンだけ、
何度も、何度も、何度も、何度も、観たい!!

外見的に、どう見ても男には見えないし
後ろ姿や走り方がまるっきり少女なのには
三億円事件の犯人としての説得力を感じられないけど…。


対する「岸」を演じる小出恵介くん。
パッチギ!ではキラリ光って印象に残っていたけど
今回はちょいと難しかったかなぁ。
この映画でどうあるかが大事で、
将来性なんて関係ないんだけど
とてもイイ役者さんになりそうです。頑張れ!


あおいちゃんの実兄が
お兄ちゃん役で登場。華はないけど似てる(笑)。

いい映画だ!と手放しでは思えないんだけど
なんとも「残る」作品だった。
つくづく、いい時代に生まれたんだなぁ~。

元ちとせの歌う主題歌、『青のレクイエム』秀逸です。

嫌われ松子の一生

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すげえっ!
期待以上に楽しめた!!

あらすじだけ聞くと
悲惨なだけの物語りなのに
描き方次第で、こんなにも
キラキラした
輝く人生になるなんて!!

原色ギラギラ、
カラフルでPOPな色彩の洪水。

花が咲き乱れ、極楽浄土か
はたまた桃源郷かと
みまごうばかりの世界観。

ゴミにまみれた四畳半の部屋や
匂ってきそうな汚いものも写るのに
臭いものをさらけ出しつつ
香しいものに感じさせるパワー!!

多彩なキャラクターも、ただの顔見せには留まらず
キラリ個性を光らせ、存在感を残す。
無駄なものが入り込む余地のない密度ではあるけど
ここまで細部にもこだわり抜いて
楽しめるものにするのは、尋常じゃない(笑)!


人生ってさ、うまく行かないことも多いし
不幸だと思っちゃったら、全てがそう見えちゃうけど
その逆もあり得るってことだと
この作品を観てて思った。

同じ境遇でも、その中に幸せを見つけられたなら
それだけでラッキーだし、
ハッピーは自分でつかみ取るものなんだ!ってね。


ひとつだけ気になったことが…。

良くやった!と絶賛されている
主演の中谷美紀ちゃん。
僕も大好きな女優さんです♪
とてもウマイなぁ~って思う。
…だけど、僕にはどうも
彼女がノってないように見えたんだよねぇ~。
なんとなく「やらされてる」ように感じて。

後から聞いた話しだと
「女優をやめたくなった」と
言ったとか言わないとか。
あながち嘘でもないような気がするなぁ~。


ここから、ちょいネタバレ注意!


松子が殴られ倒れた後に
一度立ち上がり、花が咲いている所まで歩く。
「一人は嫌」と、とても寂しい終焉だったけど
ずっと自分の居場所を求めて生きてたんだよね。
あの子供達には、
恐ろしさと怒りに身体が震えたけど
彼女が愛した人達に殺められたのではないことが
唯一の救いだと思った。

魂が、走馬灯のように過去を遡り
一歩一歩階段を昇るシーンには
言い様のない感情につつまれた。

他人から押し付けられる価値観に振り回されず
自分の目に写ったものを大切にしていきたいね!!

花よりもなほ

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最初に謝ります。
ごめんなさいっ!

この映画、
すっごく面白かった…と思う。

だけど、あぁ、だけど…。

途中、
ほとんど寝てしまいましたぁ。
…不覚!!


くり返しますが、映画は面白かったんですよ。
…たぶん。

観賞した日は、指定のチケットを購入してから
遠方へ出かけていて
戻れるだろうと思った時間には帰宅できず。
予告編が終わり、本編上映開始直後にやっと入場。

いつもは余裕をもって劇場に行っていて
ギリギリに入ってくる人に対して
心の中で毒づいていたくらいなのに…。

自分でやっちゃいました…。
そして、さらに寝ちゃうなんて…。

あぁ、映画好きの風上にもおけないぃぃぃ~。
もっと余裕をもったスケジュールで観ないと
映画にも失礼ですね。反省してます。

こんなの観賞記録にのせちゃあイケナイんだろうけど
自分への戒めのため、敢えて載せます。

ホントに、ごめんなさい!
また機会をもって、ちゃんと観賞したいと思います。
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