2007年03月

ナイト ミュージアム

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予告編からは
全くそそられなかったのに
意外に面白かった!

週末ごと映画を観ても
次々に上映される数には
到底及ばない。

なにを観るか?

予告編は、それを判断する
大きな材料となっているが
今まで、
どれだけ予告編に裏切られてきたか…。

逆に、予告編がイマイチだったがために
出会うことのできなかった作品も
多いんだろうけどね。


僕の中でベン・スティラーは
アダム・サンドラーと被ってて、かなり苦手なキャラ。
『ナイトミュージアム』の予告編も
見るたびに
「これは絶対観ない」と思っていたにも関わらず
なんの因果かマッポの手先。
周囲の意外な好評価に「まぁ~観てみるか」となった。

これまでも幾度となく書いたと思うが
映画って、ホント観てみないと分からないねぇ~。

あまりにも単純かつ
目新しさのない着想の作品なのに
その膨らませ方や、展開がとても丁寧で
観ていて飽きることがなかった。


ドタバタの面白さはもちろん
それに関わる人たちも、それぞれに味があってねぇ~。

ベン・スティラー演じるラリーは
何ごとからも逃げてしまいがちな若干だらしない性格。
そんな彼が、子供の存在よって
彼なりの努力をするさまは、
コメディながら心が温まる。

子供もいわゆるカワイイ顔ではないんだけど
表情が自然で良かったなぁ~。
なにより、子供を見つめるベン・スティラーの
父親の表情がイイッ!!

ロビン・ウィリアムズは
時に頼もしく、時にお茶目でイキイキしたキャラ。
いかにも彼らしい優しさあふれる雰囲気が
すごく魅力的だった。


この作品の影響で、
アメリカ自然史博物館の入場者数が
前年の2割増しになったとか?!

僕も久しぶりに
博物館に足を運んでみようかな?
なんて気持ちになった。

平日の閉館間際の博物館って、閑散としていて
ちょっとブキミだけど面白いんだよねぇ~。
上野の国立科学博物館などは、
金曜日にはけっこう遅くまで営業してるしね。


博物館から次々に出てくるキャラクター
それぞれに意味があって
説教臭くないのに、なにかためになったような気分。
いや、ちっとも残りはしないんだけど(笑)。

お祭り騒ぎの後みたいな、ハッピーな余韻をあじわえる
楽しい作品でしたぁ♪

神童

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「そして世界は音楽で満たされる」
というコピー大好き!

いい予告編だねぇ~。

まあ、僕がそう書き始める時は
得てして
本編に難ありなんだけど(笑)。


オープニングからして意味不明。
なにかの伏線かな?と思わせながら
結局、どこにも繋がってない。

なんだかチグハグで、不自然だ。

そんなに難しいストーリーとは思えないのに難解。
意味ありげで冗長なシーンが続き
それはそれで映画としては、いい雰囲気っぽいんだけど
それぞれのシーンがぶつ切りで、垂れ流し感がある。

かと思うと、登場人物の行動は
あまりにも唐突で感情移入しにくい。

無駄が多いわりに、
必要な部分が不足しているように感じた。


観客に想像の余地を残すのはキライじゃない。
むしろ、
なんでもかんでも懇切丁寧に説明し過ぎちゃうのは
野暮というもの。

だけど、必要最低限の情報をくれなくちゃ
作品として成り立たないだろう。

下ごしらえもなにもせず
ただ素材を盛られただけでは
鍋料理とはいえないのと同じだ。


素材。

意志の強そうな黒目がちの瞳で
これからの輝きを感じさせる、主演の成海璃子ちゃん。
平凡な顔だちながら
(うそつきカガミに映った藤井隆?!)
その平凡さに愛嬌を漂わせる、松山ケンイチくん。

せっかく、旬のイイ素材を起用していながら
この出来はもったいないなぁ~。

ハッピー フィート

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漫画的なディフォルメが少ない
かなりリアルな
キャラクターデザインなのに
めっちゃカワイイ!

止め絵の顔をアップで見ると
ちょっと恐いくらいなんだけど
動くと、んもうたまんないッス!!

ペンギンって、
なんて愛らしい生き物なんだろうね。

ひょこひょこ歩く様が
赤ん坊のよちよち歩きを連想させるのか
思わずニンマリしてしまう。

たまりませんなぁ~♪


そんなリアルなキャラクターが
歌って踊るんだから
そりゃあ楽しくないわけないじゃん。

俯瞰で捕らえたペンギンの大群は
気持ち悪いくらいにワラワラしてて気持ち良い(笑)。
水中を、まさに空中ショーのように泳ぎ回る樣は
軌跡の美しさとスピード感とが相まって壮観!
海獣から逃げまどうハラハラドキドキシーンなどなど。

何も考えなくていい中盤までは、映画館ならではの迫力を
単純に楽しむことができた。


しかし、しかぁ~し…
大海原に勇敢に向かって行ってから後半の展開は…。
こんなのは嫌やー!

とりあえずハッピーエンドではあるけど
なんとも強引で片寄ったご都合主義。
理想を語るのは悪いことだとは思わないけど
あまりにも無責任なストーリーじゃない?

小さいことかもしれないけど
映画を真似て、
子供が水族館のガラスを叩くようになったら
どうすんねん!!

「ファインディング・ニモ」を観た子供が
飼っている魚を逃がすためにトイレに流しちゃったり、
飼うのは可哀想というメッセージは届かず
ペットショップでカクレクマノミが大人気で乱獲。と、
どんな描き方をしても、受け取る側次第で
いかようにでもなっちゃうけどさぁ…。


あんな大仰で偽善的な展開にするんなら
身近で現実的なモラルの部分にも、
もっともっと目を配って作って欲しい。

あと、主人公のマンブルが
歌えずにダンスで表現するのは良いけど、
みんなが歌を捨てて、ダンス一色になっちゃうなんて
古いものを全否定するようなのは絶対嫌やー!!!

協調性が一番大事!と謳っているならまだしも
個性を認めあうことが大切!ってことを
ここまで描いてきたんだから
それぞれの得意分野を活かした
歌とダンスのハーモニーを見たかったなぁ~。

まあ、
他のペンギンが踊りながら歌うのは褒められたのに
マンブルのステップだけが、異常に変人扱いされるという
端っから筋の通っていない話しなんだけどね。

ペンギンくん達は、いい演技をしてたけど
なんだか、うさん臭い印象の作品になっちゃったなぁ~。

秒速5センチメートル

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山崎まさよしの
『One more time、One more chance』は
何度聴いても、いい曲だなぁ~。と
改めて思った。

第1話「桜花抄」
第2話「コスモナウト」
第3話「秒速5センチメートル」
という、短編3本で構成されたアニメーション作品の
主題歌として使われた。

『One more time、One more chance』と言えば
「月とキャベツ」しかあり得ないべ!とも思うのだが
いい曲というのは、人それぞれにイメージが生まれ
創作意欲も湧くんだろうね。


短編3本で構成とは言っても、
第1話と第2話を観ずして第3話はあり得ない。
むしろ三部構成の一本という感じだ。

タイトルの秒速5センチメートルは
「桜の花びらの落ちる速度」だそうだ。
ほほう~、いいタイトルだねぇ~!


主人公の遠野貴樹と、ヒロイン・篠原明里。
彼らの切ない恋愛模様が
まさに、桜の花びらの落ちる速度かのごとく
はんなりはんなりと綴られていく。

とにかく背景美術が素晴らしい!
けっして写真ではない、絵としてのリアルさが見事。
まさに光がこぼれんばかりの風情である。

一瞬足りとも気を抜かない緻密さには
職人気質を見た気がする。

背景が主役だね。


そう、本来はメインとなるべき人物が…稚拙。
背景を活かすため、あえてシンプルな線で
という意図もあるのかもしれないが
僕には、手を抜いた絵にしか見えなかった。

もっとリアルに…というのではない。

背景とのバランスを保てるような
シンプルな中にも、もう少し味のある絵が見たかった。
一本の線で動きを表現する素描のような、生きた線で。
そこまで要求するのは酷かもしれないが
要求されるのに価する背景なんよ!

あなたには、その価値があるから♪
by川原亜矢子


キャラクターの動きや表情が
妙にアニメーションチックで、すっごく嫌だった。
声優のアニメアニメした演技も鼻について、
僕は好きじゃない。

風景や間で表現するスタイルは
とても素敵だと思うし、好きな世界なんだけど…。
現実的な内容だからこそ
文学的であるからこそ
そうでない部分が異常に浮いて目についちゃって。


軽い苛立ちを感じながら
第3話「秒速5センチメートル」の
『One more time、One more chance』が
流れると…。

ぞわわわわぁぁぁぁぁ~~~~~~!
いやぁ~、
この数分間のための作品だったんだねぇ~。
この一瞬のために、
最後まで観た甲斐があったというもの(笑)。

でも、もしテレビで見てたら
最後まで見ずに消しちゃってたろうな…。

バッテリー

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寒い日が続く春3月。
ひと足早い夏の爽やかさを
映画館で味わってきた。

イイねぇ~~!
んもう、
たまらなくイイっ!!

バッテリーという単語が
野球用語だとは分かるけれど
それがどういう意味なのか分からないくらい
野球に疎い僕が、野球をやりたくなった!

ちなみに『バッテリー』とは
ピッチャーとキャッチャー組み合わせの事とか。

僕は野球少年ではなかった。

子供のころから、すでに
何かに属するのが苦手だったのかもしれないし
単純に、父親とのキャッチボールさえままならない
運動音痴だったせいかもしれない。

父さん、寂しかっただろうなぁ~…。


同い年の子が野球に熱中し
『巨人の星』や
『侍ジャイアンツ』を語っていても上の空。
読んでいた野球漫画といえば
『ナイン』や『陽あたり良好』という
熱血じゃないどころか、
野球漫画と言うのさえはばかられるものである。

そんな僕でさえ、この作品を観て
子供のころに野球をやっていなかったことを
ちょっと後悔しているくらいだ。

あんなにキラキラした子供達の表情を見せられたら
嬉しくて、楽しくて
なんだか涙が出てきちゃうよ!!!


作品の中で、野球は核となる重要な要素だけれど
専門的な描き方ではなく
人との結びつきが、いかに大事なものであるかを
押し付けることなく描いている。

兄弟。親子。家族。
友達。先輩・後輩。ライバル。

大人になってしまうと得難い人間関係が
当たり前のように原色でリアルに存在する学生時代。
貴重な時間だということに気付くのは
過ぎ去って何年か経ってからなんだよね。


僕は、あまり過去に戻りたいとは思わない方だし
けっして
こんなに熱い青春時代を送ったわけじゃなかったけど
忘れていたなにか熱い思いのようなものが
込み上げてくるようだった。


林遣都くん(なんて読むんだろう?)演じる
主役の原田巧は、
ただキレイでカワイイ少年とは一線を画する少年。
クールな表情に垣間見える
優しさと弱さを併せ持つ瞳に驚かされた。

山田健太くん演じるゴウちゃんこと永倉豪は
とにかく笑顔が素晴らしい!!
そして、人として学ぶべき部分の多い
おおらかさが非常に魅力的だった。

君たちは、サイコーに輝いてたよー!!
この作品の魅力は、彼らあってのものだね。

二人のバッテリーが揺らぐシーンでは
ヘタな恋愛映画よりも胸が苦しかった(笑)。


巧の弟である青波くんの純粋さに涙。
同級生サワくんのキャラクターには笑わされ、
岸谷悟郎演じる、ちょっとふがいなく見える父親に
子供とのすっごくイイ距離感を学び、
天海祐希演じる、
可愛らしくもちょっとヒステリックな母親の
息子と共に成長する様に、母と女の不思議を見た。

たっくさんの要素が
ごくごく自然に心地良いハーモニーを奏でている感じ。

笑いながら、
気付くと泣いてた。


とりあえず観とくか…。程度の気持ちだったんだけど
こりゃあ、ええもん観させていただきましたー!!
あぁ~、スッキリ!!!!!


帰り道、熊木杏里が歌う主題歌『春の風』を購入。
春の陽射しの中で聴くとサイコーですよ♪

映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い

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春といえば映画ドラえもん!
ドラえもんの季節なのだぁ~!!

o((=゜♀^=))o

一昨年はブランクがあったけど
去年からスタッフを一新し
過去の名作をリメイク。

『のび太の恐竜2006』に続くのは
『宇宙開拓史』かと思いきや
ドラえもんファンの中では一、二を争う人気作
『魔界大冒険』のリメイクとなった。

題して
『映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い』
って、長っ!

TVだと、
くだらない番組ほどタイトルが長いんだよねぇ~。
簡潔に言い切るほうが良いと思うんだけどなぁ。


さて本編。
藤子・F・不二雄の原作とは、ずいぶん変わってます。
ストーリーを膨らませた部分もありながら
完全に、はしょっちゃった部分もある。

その「はしょっちゃった部分」に
藤子・F・不二雄の遊び心が
い~っぱい詰まっていたんだけどなぁ~。
うぅ~ん、
そのせいで、魔界のスケールがちっちゃぁ~くなって
ファンタジーとしてイマイチな印象。
この変更は解せないよぉ~。

変わりにメインになったのは
人気キャラ『美夜子』の人間ドラマ部分。
これはこれで有りだとは思うけど、ありがちな設定だね。

ドラえもん映画シリーズの中で
『魔界大冒険』は特にエンターテインメント性が高く
説教臭くない娯楽作品だったのに、
お涙頂戴的な物語りになってしまったのも残念。

謎が謎をよぶ展開の前半が、モタついてる。
話しのつじつまも、いまいち合ってない…。


期待が高かった分
気になる部分が、かなり目立っちゃったけど
楽しくは観られた。
実は、
さきほどけなしたお涙頂戴シーンで、ちょっと泣いた(笑)。

キャラクターの表情や動きはイキイキしているし
相武紗季ちゃんの美夜子もハマっていたね♪

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「オシシ仮面」の
ボトルキャップなど
ファンごころをくすぐる
遊びもたっぷり。
制作者の自己満足にならない程度の
遊びは大歓迎!

ただ「魔美」の扱いは…
ちょいとやり過ぎじゃあありませんかね。


『旧魔界』で効果的に使われながら
(ファンの中でも賛否両論あったけど、僕は大好き♪)
版権の都合か、
DVDなどでは『だからみんなで』に変えられてしまっている
小泉今日子の歌う幻の主題歌『風のマジカル』は
残念ながら…というか、もちろん変更で
今回はmihimaru GTの『かけがえのない詩』に。
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去年の主題歌であるスキマスイッチの『ボクノート』は
あんなにイイ歌なのに、ちょん切られて使用され
すごく残念だったけど、今回のはしっかり使われてましたね。
清清しくて気持ちのいい歌です♪

o((=з♀з=))o

映画の最後に意味ありげな「二葉」の映像が!
ってことは、来年はキー坊…?!
ストップ温暖化!で急務ってことでしょうか?
それとも旧作のグリーンドラえもんへのオマージュか?

とりあえず
来年も楽しみにしてるよ、ドラえもん♪
o((=´♀`=))o


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今回の入場者全員プレゼントは
「チンカラ☆ホーキドラ」♪
入場して席に着いてから
もらっていないことに気付き、
入り口へと引き返し
「あの~…、入場者プレゼントは
 子供だけなんでしょうか…?」と聞くと
「あ、どうぞ」と悪びれず手渡された。

ドラえもんに関しては厚顔無恥な僕でも
恥ずかしいんじゃぁ~っ!

ちゃんと全員に手渡してくれよなぁー!!

パリ、ジュテーム

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パリをモチーフに
18人もの監督が
メガホンをとった
ショートフィルム集。

ただでさえ、
個性の出る短編集が
フランス人だけではなく
外国人監督から見たパリという描き方によって
さらに多様性を増していて、企画として面白い。

ただ、短編として完結せず
良く言えば含みをもたせ想像の余地を与えてくれる
悪く言えば途中で終わってるような作品が多かったのが残念。

作品の余韻は大事だし
ご丁寧に、なんでもかんでも
説明してくれちゃう映画は味気ないけど、
続くのかなぁ~と思っていたら
すでに次の作品になっていたりしていて、
かなり戸惑う部分が多かった。

ショートストーリーのように
いくつもの作品が連続する場合には、
もう少し作品ごとの
「間」があってもいいんじゃないかな?と思った。

全部が好きな作品とはいかなかったけど
気になる作品もあったので
パンフレットを購入して復習しました(笑)。


んでは、個々の作品について少しずつ感想をば…。
長いよっ!


「モンマルトル」
なんとも女優さんが色っぽく撮られてます。
あの後が気になりますなぁ~。

「セーヌ河岸」
初々しくて、すっごく好き!
男の子と女の子の目が、セリフ以上に物語っている感じ。
イイなぁ~。

「マレ地区」
多くを語らない男の子の神秘性、その実は…。
大真面目なのに、なんだか面白さがにじみ出てくる。

「チェイルリー」
うぅ~ん、ブシェーミさんは面白いんだけど
これを見たら、
パリなんて行きたくなくなっちゃうなぁ~。

「16区から遠く離れて」
遠く離れた子供を思う物憂げな表情が
子守唄と相まって切ない。
大きな事件は何もないのに訴えかけてくるのだぁ~。

「シュワジー門」
ひと際異彩を放っていたクリストファー・ドイル。
すっげえバカバカしくて、ちょっと立腹。

「バスティーユ」
人間って、期間限定に弱いんだよねぇ~。
そう言ったら元も子もないか…。

「ヴィクトワール広場」
なんだか湿っぽい作品だなぁ~。
映像は映画らしく叙情的で美しいけど…。

「エッフェル塔」
ちょいと粋じゃないですか、これ!
マイムの物悲しさに漫画的表現が堪らない♪

「モンソー公園」
まさに起承転結の短編。
僕はフランス語も英語も分からないので
セリフの妙が味わえないのが残念だった。

「デ・ザンファン・ルージュ地区」
これってドキュメンタリー?
これも続きが気になるのだぁ~。

「お祭り広場」
短い中に、ずいぶん思いが詰まっている感じ。
好きな街だからこそ、こういうことが余計に悲しい。
パリでは現実にも起こりうることなんだろうか?

「ピガール」
ファニー・アルダンがかもし出す、毒のような香気。
いかにも
「淫靡なパリ、ジュテェ~ム」って感じの作品。

「マドレーヌ界隈」
唯一のホラー?いやぁ~、あらためてマジマジ見ると
イライジャ・ウッドの顔って恐いよねぇ~。

「ペール・ラシェーズ墓地」
こんな痴話喧嘩、現実にもありそうだねぇ~。
正直、はいはいご馳走様って感じ(笑)。
面白かったけどね♪

「フォーブル・サン・ドニ」
実験映画的な表現が、かえって新鮮な作品。
でも、結局なんだったのか良く分からん。

「カルチェラタン」
ジーナ・ローランズと、小粋で軽妙な掛け合いが
いかにも「パリ、ジュテ~ム」って感じの作品。
ちなみに東京のカルチェラタンはお茶の水
by東京デザイナー学院。

「14区」
なぁ~んだか、自分を重ねてしまったよぉ~。
あるある、こういうこと。
「願いが叶う」=「満たされる」
ということではないんだよねぇ~。
いやぁ~、最後に一本取られたよ!

…はい。
ネタバレなしなので、全く分からないでしょう(笑)?
最後までおつき合いくださった方、お疲れさまでした!

パフューム―ある人殺しの物語―

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なんじゃこりゃぁ~っ!

って、もちろんエンディングの
あのシーンのことですよー!
いやぁ~、
ひさびさに驚愕です(笑)!

口をあんぐり(死語?)必至!!

CMでもちらっと映っているシーンだから
伏せなくても良いんだろうけど
やっぱり、この衝撃は
観て味わって欲しいですな!!


彼の出生から、青年になるまでが
すべて、懇切丁寧なモノローグ付き。

主役のグルヌイユが無口だというのもあるけど
すべて言葉で説明されるなら
役者の演技なんて必要ないよね。


天才的な臭覚を持つグルヌイユが嗅ぐ世界。
映画館では、
もちろん香りが流されるわけではなかったけれど
映像を観て、香りを想像するという作業は
思いのほか面白かった。

自分の記憶の中での、一番嫌なにおいや
身悶えし恍惚とさせてくれるような香りなど
観客それぞれが、思い思いのにおいを
想像しているんだろうねぇ~。


「におい」を保存し、とどめておきたい。

そのことだけに執心するグルヌイユ。
それは生まれてから、ずっと独りぼっちだった彼の
歪んだ愛への執着のようにも見える。

永遠のものを求めているかのようだが
彼には永遠にすべき一瞬すら訪れない。
哀しい物語りだなぁ~。


一見、高尚な映画だが
かなり俗的でエグくもある。
やっぱり
エンディングがすべてを物語っているよねぇ~。

この作品が英語ではなく
舞台となっているフランス語だったら
もっと違う印象になったかも?!
まあ、映画に「○○だったら」は禁句ですな。


(3/13)追記:
「モノローグ」と書きましたが間違いでした。
独白ではないので「ナレーション」ですね。

知ったかぶりして書いてしまって
うぅっ、恥ずかしい…。

さくらん

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つまらん!

僕は、
ブログを書くにあたって

「あらすじは極力書かない」
「自分の言葉で表現する」
「情報に左右されない」

この3っつのことに、
気をつけているつもりなのだが…。

この映画を観る前に
いろんなところから聞こえてきた感想の共通点は
「綺麗な写真をつないだような映像」だった。

それは、監督が蜷川実花ということで
嫌がおうにも、そこに目がいくのだろうと思っていた。

で、実際はというと…
やはり、みんなと同じ感想。
「綺麗な写真をつないだような映像」
という言葉しか出てこない。

原色、特にインパクトの強い艶やかな赤が画面に氾濫。
あまりの見事さに、最初は息をのんだ。

そう、最初は…。

その赤にも徐々に慣れ、ちょっと疲れたころ
物語りが動いていないことに気付く。
土屋アンナちゃんの外見の派手さにも惑わされていたのだが
どうもテンポがよろしくない。
せっかくドスの利いたキャラがイマイチ活きてない。

なんかたるい。

椎名桔平が出てきてからは若干持ち直したものの
なんだかなぁ~。

ホントに「綺麗な写真をつないだような映像」だけど
ただ、それだけ。

まあ、ワンカットでも気に入ったシーンがあれば
たとえヘナチョコな作品さえ気に入る時もあるけど
この作品では、僕はどうも…。

作品にハリボテ感を感じちゃったんだよねぇ~。
なんか薄っぺらくて嘘っぽい。
写真のような映像は好きだけど
映画は一枚の写真ではないからさぁ~。

素材に面白いものが揃っているだけに
この出来は、ホントに残念でならない!


ラブシーンなんて、艶っぽさのカケラもないんだけど
少女漫画好きの女の子は
まったく生々しさがない、こういう作品を
好きだったりするのかもしれないねぇ~。

僕には、つまらん!
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