2007年08月

天然コケッコー

いい絵だねぇ~。

窓の外は
眩しい光にあふれ
生徒は逆光でシルエットに。

教室ならではの明暗が
なんとも美しい。

子供たちそれぞれの
子供ならではの輝きが
フィルムに眩しく映し出されている。

ん~、堪んないねぇ~。


蝉の声だけが響く、ぼんやりと白く暑い夏。

スイカの汁でベタついた頬。

そんな、夏の感覚が
瑞々しい出演者たちが繰り広げる
他愛もないエピソードとともに
思い出されるようだ。

右田そよ役を演じる夏帆ちゃんが
とにかくイイんだよぉ~!

山間の子にしては洗練され過ぎてる気もするけど
年上だからしっかりしなくちゃ、と
お母さん的にふるまう中にも、子供っぽさがにじみ出てて
とても可愛い。


事件は、特に何も起こらない。
お父さんが不倫か?!というエピソードもあるにはあるが
真相を深くは追求せず
あくまでも、そよちゃんの目線に終始。

何も起こらないけど
確実に成長していく子供たち。

ダラダラとした印象はなく、
気付いたら良い気持ちで劇場を後にしていた。


♪言葉はさんかくで
♪こころは四角だよ~

『くるり』が歌う主題歌も、意味不明だけど
ベストマッチだね~♪

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

どんどん暗く
ますます難解になってる
シリーズ第5作目。

初期の可愛らしいファンタジー色は
微塵もなくなっちゃってるものの
イギリスらしいダークさが増して
面白かった。

細かく観て行けば
完全に第6作目への前振りであるため
思わせぶりに登場した新キャラクターの動向が気になり
一本の映画としては不完全さが残り過ぎ。

それでも、今回の核となる
魔法省やドローレス・アンブリッジ先生という
いわゆる「悪」とは違う権力や圧力との戦いは
大人になれば誰でもが感じているであろう
社会の歪みなどを思い起こさせ、
そこで奮闘するハリーをはじめとしたホグワーツの生徒達や
ダンブルドア校長にエールを送りたくなった。


無秩序で
自分勝手な世界が素晴らしいとは思わないし、
社会生活を送るうえで最低限のルールは必要不可欠だ。

規制に反発する前に、
ルールが作られた背景を考えたいものだが…
自分に都合良いようにルールを解釈し
あわよくばルールを無視して
私欲を満たそうとする者が多過ぎる気がする。

「権利を主張する前に、義務を果たしたい」
と考える人間がバカを見て、
生きにくくなる世の中にしてはいけないと思う。


ハリー・ポッターから話しが逸れて
熱くなってしまいました。


とにかく、今から第6作が楽しみです!!

THIS IS BOSSA NOVA

ブラジルといえば
サンバのリズムが浮かぶけれど
その対局にあるような音楽、ボサノバ。

語りかけるように
音に言葉を乗せるスタイルは
なんとも心地よい。

小洒落たカフェに必須の音楽というのも頷ける。

晴れた日曜日の朝、
テラスで珈琲を楽しみながら
さりげなくボサノバが流れていたりしたら
わたせせいぞうもビックリの
お洒落上級者である(笑)。

まあ、
ボサノバといえば「小野リサ」だし、
ジョアン・ジルベルトのアルバムすら
一枚も持ってない僕だけど…。


この作品はボサノバが生まれた時代背景と
その時代を生きた人たちのドキュメンタリー。

なぁ~んにも知識がない僕が観ても
ただ心地よい音楽が流れてるなぁ~。ってなもんで
いい睡眠導入剤にしか成り得なかったが…。


この映画を上映している渋谷のQ-AXシネマへは初めて行った。
渋谷は単館が充実してて良いなぁ~。
ラブホテルが立ち並ぶ界隈にあるので、立地は良くないけど。

ユーロスペースがここに移転していたことも
知らなかった。
前よりも
ちょっとは見やすい座席になったのかな…?

映画の半券を提示すると
併設のカフェでのランチビュッフェが800円に!!!
これは利用しない手はないね♪お薦め!!


蛇足…どちらでも構わないらしいが
どうも「ボサノヴァ」って表記が好きになれないので
僕は「ボサノバ」で行きます。

イタリア的、恋愛マニュアル

ベタな内容だし
ありきたりな展開だけど
こういうの好きなんだよねぇ~。

恋愛するのに役立つような
マニュアルにはならないけど
オムニバスで描かれる恋愛模様は
それぞれに身近なもの。

悩んでウジウジせず、なんとかしようともがく姿は
いかにもイタリア人的で好感がもてる。

それにしても、イタリア男はよく喋るなぁ~(笑)。
感情表現が豊かなんだろうけど、ちょっとイラっとしたよ。

オムニバス4本にはそれぞれ
「めぐり逢って」
「すれ違って」
「よそ見して」
「棄てられて」と
サブタイトルがついている。

恋愛って、結局はこれのくり返しなんだよねぇ~。
もちろん、
くり返す以前に「めぐり逢いがない」人や
くり返すことのない幸せ者もいらっしゃいますが♪

それぞれ、過度には神妙にならず
面白おかしく描かれていて、お気楽。

人生、どんな状況でも
楽しんじゃったもん勝ちだしね!


恋愛に悩んでいる人が観たからと言って
なぁ~んにも解決しないとは思うけど
きっと、凝り固まった心をほぐしてくれる
チャーミングな作品ですよー!!

魔笛

蝶がひらひら舞う姿から
草萌える草原の広がりをとらえ
そこから、まるで羽が生えたかのように
俯瞰をとらえるカメラワーク。
更にそこから
おびただしい数の兵士へ…。

おぉ~っ!
超大作名画の誕生か?!と期待させる
素晴らしい映像に釘付け。
大画面で観るに相応しい名シーンだ!!

ミュージカルに違和感を覚える人には不向きこの上ないが
オペラ好きな人にはたまらない名唱の数々。
この歌唱を聴けるだけでも価値があるもの。

…と、言いたいけどさぁ…。

シェイクスピア作品を
第一次世界大戦を舞台に新解釈で映像化したという本作。

現実的な部分と、ファンタジーの部分が
うまく融合しているかというと、頭を傾げざるおえない。

登場人物の役柄が、前半と後半とでは
善悪が180°転換するという面白さがあるはずの原作が
まるで生きていない、ぶち壊しの演出。

空を飛ぶシーンなんて、
昭和の特撮映画かと思っちゃうチープさ。

わけが分からないよ。

ケネス・ブラナーさん、
あなたは一体何がやりたいんだ?


どんなに映画館の音響が良くなっても、
オペラを聴くためだけなら映画館に足を運ぶ必要なし。

僕は映画が観たいんじゃ!
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