2010年07月

小さな命が呼ぶとき


医薬品の開発には金がかかり、 ビジネスとしての側面も切り離しては考えられない。 という切り口は 子供をダシにしたお涙頂戴作品にはおさまらず面白かった。 理想と現実。利己主義と利他主義のせめぎ合いによる すれ違いややるせなさはあるし、 感情に訴えかけるシーンもあるものの 視線はごくごくニュートラル。 過剰な演出は少なく 鼻につくことのない良作として観られるし、 子供を持つ人には グッとくるところが多いだろうとは思うけど 残念ながら、僕には印象に残らなかったなぁ。 意味ありげでありながら 意味不明なタイトルが何かを物語っているのかも…。
 

借りぐらしのアリエッティ


小人の目線から見たら ふつうの世界が大冒険に…というのは ありきたりの設定ではあっても楽しいものだ。 子供のころに読んだ本では、自分の想像によって 書かれている以上の大冒険になったような気もするが 映像だとそれ以上には膨らまないのが残念。 主人公のアリエッティは、 いかにもジブリ好きが好みそうな勝ち気な小人の少女。 好奇心のままに動く彼女が、わがままに見えてしまうのは アリエッティのキャラクターデザインが 14歳という設定のわりには子供ではなく、
すこし大人びているせいもあるかもしれない。 話しの展開に抑揚が乏しく、全編がおとなしい印象。 これはこれで狙いなのかもしれないが 一本の映画として観ると、やはり物足りない。 人間の男の子との交流を深く掘り下げる前に 急展開に突入するため、感情移入しづらい。 ここは、観客に想像で補えと委ねられているということか? これから先、もっと面白くなりそうなところで 残念ながら終映。 うぅ~ん、何かが足りないぜ。
 

アデル/ファラオと復活の秘薬


きっぷがいい女性が主役の
荒唐無稽な冒険活劇ってのを期待してたんだけど…。
 
アクが強く見えるだけで意味のないキャラクターたちが
てんで勝手にドタバタやってるだけに見えて、辛い。
この作品のシニカルさは、なんだかすごくイライラする。
 
主人公アデルを魅力的にみせる演出は散りばめられてはいるものの
作品がコメディ色を増せば増すほど
ウケ狙いにも感じられてきて鼻につく。
 
予告編のアドベンチャーな雰囲気とは全く違う
くだらないおバカ映画だということに早く気づければ
楽しめたのかもしれない。
 
分かってたら観に行かなかったけどね。


トイ・ストーリー3

はらはらドキドキ、そしてうるうる。
きっとそうなるであろう展開の、
見せ方や膨らませ方が素晴らしいのひとこと!

構図がどうの、演出がどうのといった
作り手サイドのことは軽ぅ~く超越し
単純に楽しい♪

実際にキャラクターが存在し
動いているかのように物語にどっぷりハマれるのは
この作品の設定によるところも大きいんだろうけど、
息切れ感の否めなかった「2」とは違い
この「3」は最初から最後まで目が離せない。

いやぁ~、また名作が誕生しちゃいましたねー!
ピクサー恐るべし!!

宇宙ショーへようこそ


面白くなる要素は満載だし、 作り手の並々ならない意気込みは感じられるものの… うぅ~ん、残念っ! いらないのでは?と思われるシーンも多く 設定に追われて、展開が間延びしてる。 言わされている感満載の理屈っぽいセリフ。 無駄に多いキャラクター。などなど 一本の映画に盛り込むには、ちょいと情報量が多すぎるのかも。 素晴らしい映像だけど 登場人物の心の描き方が、通り一遍で浅いのも痛い。 もっともっと面白く作れると思うんだけどなぁ〜 もったいないなぁ~。 僕には、ズガーン!とは響かなかった。
 
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