2011年05月

ジュリエットからの手紙

 

このごろ流行りのアマンダ・セイフライドが主演。
やっと名前を覚えたと思ったら
「アマンダ・サイフリッド」って表記もあって…一体どっちよ!

いわゆるOLが好きそうな
「本当の自分」やら「本当の愛」をみつけちゃう系の作品だ。


アマンダ・セイフライド演じるソフィーと
ガエル・ガルシア・ベルナル演じるビクターとのズレは、
お互いに価値観が違うので仕方ないこと。

自分を相手に合わせようともせず
何も言わずに不満を募らせるだけでは、いつまでも平行線。
それじゃあ、いい関係を育む気がないのと同じだよ。

「一緒にいたいと思えない」のなら
たとえ新しい恋の対象が現れなくても
遠からず破局しただろうし、
結婚前にわかっただけラッキーだよね。

ソフィーが恋に落ちるチャーリーが
クリストファー・イーガンのような男前でないほうが
さらに本当の愛をつかんだ感が増すのでは…?と考えるのは
モテない男のひがみだろうか(笑)?


影の主役、ヴァネッサ・レッドグレイヴが演じるクレア。
すっごく魅力的な女性だね~♪素敵だなぁ~。

クレアが探していたロレンツォ役のフランコ・ネロは
実生活でも再婚した仲なんだとか。
映画のようにキレイじゃ済まないことも色々あったろうけど、
絵になる夫婦だなぁ~。憧れます。

ロミオとジュリエットのように
恋い焦がれるような恋愛に憧れる女性はもとより
いつまでも新鮮な気持ちでパートナーと向き合っていきたい人にも
ぜひ観てもらいたい、魅力的な作品だねー!!

 

アンノウン

 

ネタばれしちゃうと魅力半減なので
あまり書けないのが残念。

奥さんが、ずいぶん若いなぁ~。とか、
すごいドライビングテクニック!とか、
ふと思ったことがすべて
ああ、そういうことね!って感じ。

分っかるかなぁ~?


前半、事件に巻き込まれていく過程が
無理矢理な感じでイライラするのも
後半への布石。
文字通りどんでん返しがあって、目が離せません!

主演がリーアム・ニーソンというだけで
僕はけっこう期待しちゃうんだけど、
イマイチ注目度は低い作品だよね。タイトルが悪いのかも…。

きっとレンタルでは人気出るだろうな。
かなり面白かった!

 

ブラック・スワン

 

ホラー映画だね、こりゃ。

ストーリー自体はよくあるもの。
その肉付けと味付けが好みかどうかは別として
見応えはたっぷりだ。


清楚で生真面目なニナ役としてイメージぴったりの
ナタリー・ポートマン。

目力が凄い、リリー役のミラ・ニクス♪
ダークな魅力がライバル役として素晴らしいねぇ~。


黒鳥役に苦心しながらも、
その殻を破った達成感によって
さらに美しい白鳥になる…みたいな
彼女の成長によるカタルシスを期待しちゃったんだけど
ちょっと違った。

「役に飲み込まれる」

それを役者の演技力に頼らず、VFXを駆使して
まるで漫画のようにわかりやすく表現しちゃうなんて
さすがハリウッド!

後半の、たたみかけるグロテスクな演出と
ビックリさせるだけの映像には辟易した。
バレリーナのストイックな狂気のおもしろさすら
エログロに飲み込まれてしまったようだ。


話題になってる吹替え疑惑。

ナタリー・ポートマンが実際に踊ったかどうかなんて
正直、作品と関係ない。
スクリーンの中でバレリーナに見えればいいだけの内容だし、
それで十分だ。

全身が写るシーンの緊張感ある筋肉の動きと
バストショットの身体の動きとを見比べたら
吹替えかどうかぐらい、おのずと分かると思うしね…。


完璧な演技とは、本物であることではなく
本物らしくあることが大切なんじゃないかな?

 

キッズ・オールライト

 

子供たちの反応や心の動きは、とても自然で
すごく良かった。

これが普通の家族の話しだったら
全く違和感を感じなかったんだろうけど…。
(普通の家族だったら、はなからありえない話だけど…)


子供たちの両親がレズビアンカップル。
そこまではとても興味深い設定だ。

すべてのレズビアンカップルを
代表した話じゃないのは分かってるつもりだし
こういう行動をしちゃうレズビアンもいるのかもしれないけど
どうにも理解しがたい展開に、腹立たしさを覚えた。

いかんせん、ご都合主義の展開が嘘っぽい。

この脚本を書いた人は
レズビアンをいつか治る病気だとでも思ってるんだろうか?


家族の絆を大切に描くために
他者を排除して丸くおさめるのは陳腐だし、好きじゃない。

レズビアンカップル役の
アネット・ベニングとジュリアン・ムーアも、
子供たち役のミア・ワシコウスカちゃんと
ジョッシュ・ハッチャーソンくんも、
そして精子提供者役のマーク・ラファロも、
み~んな印象的な演技をしてるけど、帳消し。

リアリティと説得力に欠けた駄作!

 

まほろ駅前多田便利軒

 

一言でいうなら
「飄々とした作品」という感じだろうか。

けっして緩やかでも、のんびりでもない。
どこかに冷めた緊張感があって
けだるく、かったるく、負の雰囲気が漂っているのに
けっして鋭利ではなく、鈍い感じ。

松田龍平くん演じる「行天」と
瑛太くん演じる「多田」との
絶妙な掛け合いが、なんともいえない味わいで面白い!

映画が始まった時は
変わり者風の「行天」に強かった負のイメージが
話が進むにつれて、
常識人っぽい「多田」に、より強く負の雰囲気を感じさせる構成も味わい深い。

うぅ~ん、不思議な映画だ。

退廃的な中にも
うっすらと希望と優しさが見え隠れしているさまには、
タバコの煙でくすぶった部屋がかえって落ち着くような
奇妙な安堵感を覚えた。

とはいえ、ほのぼのとした癒し系の映画を期待すると
痛い目みるよ(笑)!


追記:
鈴木杏ちゃんと高良健吾くん主演で6月公開予定映画『軽蔑』は
『まほろ駅前多田便利軒』のスピンオフじゃないよね?

 

GANTZ PERFECT ANSWER

 

いったいどこが「PERFECT ANSWER」なのか?

タイトルを聞いたときは、前作の疑問点が
すべてクリアになる内容なのかと思った。
だけど結局は、
玄野くんと多恵ちゃんの恋模様に重きがおかれただけで
知りたいことには一切解答がない。

もちろん、すべてを解説する必要はないけれど
これではあまりにタイトルと違うし、
スッキリしないのにもほどがある。

前作で出番の少なかった吉高ちゃんが
やっと本領発揮だったのは嬉しいけれど、
戦闘アクションシーンだけで突っ走った前作とは別もの。
面白さ半減だよねぇ~。

意味ありげに出てきた山田孝之くんの部分は
バッサリ削除してもまったく問題なし。

前作にも増したエグさと殺陣アクションで
手に汗握る展開はあるものの、
細かい緩さとダラダラ感が気になってイマイチ乗り切れず…。

「PERFECT ANSWER」というタイトルは
「玄野くんが最後に出した答え」
という意味だったのかもしれない。
…と好意的に考えてはみたものの、
2部作とうたいつつ「好評だったら続編も作っちゃうもんね」的な
イヤラシさが見え隠れしていて浅ましいぞ日本テレ○!

 

阪急電車 片道15分の奇跡

 

宮本信子さんに、拍手~!!

阪急電車を利用したことがない僕でも
なんだか懐かしく感じられる味のある路線♪
そこだけ時間がゆっくり流れているかのような
郷愁漂う雰囲気が良いね~!

不器用だけど変わり者ではない、
謙譲の強さをもった愛らしい人たちが
それぞれの環境で自分自身と戦っているさまは
おもわず応援したくなるし、
観ているこちらも力をもらえる。

 
公の場では
「自分さえよければ」という考えは恥ずかしいことで、
謙虚な気持ちを行動にすることこそ
より美しい生き方だいうことが
共通認識だったらいいのになぁ…と、つくづく思った。

宮本信子さん以外にも
中谷美紀ちゃんや戸田恵梨香ちゃん
南果歩さんに
谷村美月ちゃんと勝地涼くんのほのぼのカップル。
有村架純ちゃんと玉山鉄二のやりとり、芦田愛菜ちゃんらの子役たちも
みんな強く、優しく、楽しい。

主役を張れる女優さんたちがいっぱい出てるのに
ちょっと地味な印象なのが不思議なんだけど
すごく味があって、いい余韻の残る作品でした!!

 
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