つまんないわけではないし そこそこ面白いんだけどさぁ~… 古い! とにかく古いんだよぉぉぉぉぉ~!!!!!!!!! 列車の爆発シーンなど、今の技術を駆使した 迫力ある見所は随所にあるものの、 作品全体に漂う古くささは否めない! 観客が喜びそうな行動をする子供たちも 異形でありながら物悲しい異星人の設定も 何もかもが、いつかどこかで観たような…。 キャラクターたちの個性が活かされていないから 作品に覇気がなく、感情移入ができない。 しまいには映画作りのくだりにさえあざとさを感じちゃって…。 一見、人物描写は丁寧にみえるんだけどねぇ~。 型にハマり過ぎの正統派ばかりでは物足りないのだ。 作り手が「イイだろ?これ、名作だろ?」って 自己満足に終始してるようにも感じたなぁ〜。 たぶん30年前に観たんだったら、 名作になり得たんだろうけど…。ひじょぉぉ〜に残念!!
2011年06月
今回も凄かった! 「ZERO」ではなく、 「1」に繋がるエピソードとして プロフェッサーXことチャールズと マグニートーことエリックが なぜ今に至ったかを描いた作品だ。 その部分をしっかり描いているだけに留まらず、 他のキャラクターたちの生い立ちまで絶妙に織り交ぜ 魅力的に膨らませているのだからビックリ!ミスティーク最高!! 時系列的にどうなの?ってトコが 無きにしもあらずではあるけれど、 この作品は刺激的な視覚効果だけが見所なのではなく 生きとし生けるものの心の動きによって世界観を構築していることを 圧倒的な情報量と説得力をもって 表現し切ったのではないだろうか。 この作品を観るにあたって前4作を見返してみた。 後期のクオリティーが高過ぎて 初期はチープに感じてしまったのはご愛嬌か(笑)。 まぁ、日進月歩である映像表現が古くなるのは仕方ない。 だけど、ただミュータントたちが闘うだけの子供向け映画ではないのは 初期から一貫したこだわりであることを改めて実感した。 こうなったら 『ファースト・ジェネレーション』もシリーズ化し、 『ファイナル ディシジョン』の続きも…と もっともっと創り続けて欲しいなぁ!! 素晴らしかった!!!!
周防さんによる 草刈民代さんのための映画かと思ったら 男性バレエ・ダンサーである ルイジ・ボニーノさんを中心に描かれていた。 僕はバレエ・ダンサーといえば ナルシストで神経質な人というイメージがあったのだが 彼はとてもほがらか。 きっと人に見せない部分での努力はすごいんだろうけれど そんなストイックさはほとんど感じさせない笑顔と人柄が とても魅力的だった。 映画の前半・第一幕は、 舞台を作り上げていく過程のドキュメンタリー。 退屈するのでは?と思いきや プロフェッショナルの仕事っぷりに引き込まれた。 面白い! 幕間 なぜか5分の休憩である。 映画が特別長いわけでもなく、 トイレ休憩にしては短く微妙な感じ。 僕が観た時の客層は、年配の女性中心。 ほんの5分の休憩なのに、まぁ~喋る!しゃべる!! 作品の意図としては面白いものの 僕にとっては苦痛の5分間だった。 んで、後半の第二幕。 『ダンシング・チャップリン』の舞台だ。 ルイジ・ボニーノさんの名演と 草刈民代さんのキュートでパワフルな表現力が素晴らしい! そして、惚れ惚れするほど 指先まで美しいんだよねぇ~♪ 短い舞台を観ているような作りながらも、 これは、やはり映画だ。 カーテンコール的な余韻がないのは ちょっと残念だったなぁ〜。
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