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いやぁ~、長い!

決して間延びして
いるわけではなく
密度濃いく
レイ・チャールズの
苦悩が描かれる。

そうは言っても
彩る楽曲のせいか
重苦しさは少なく、
むしろ幸福な感じさえもにじみ出てる。

音楽の力って、すごいなぁ!!

幼少期にトラウマとなった出来事が
極彩色の映像で描き出される。
どんなに成功して栄光を手にしても
埋めることのできなかった心の闇。

彼が、
故郷に戻れることが決まった時の表情が
素晴らしかった。
盲目なので、目の演技はできないのに…。

この映画でのレイ・チャールズは偉人ではない。

とても自分勝手な人間だけれど
その弱い部分も
全てひっくるめて生み出された曲だからこそ
多くの人に共鳴するんだろうね。

彼のアルバムを、今さらながら
聴いてみようかな。