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こんなに赤裸々で
下世話な話しだったっけ?

映画の中の会話が、
シラフでは聞くに耐えない
飲み屋での会話みたい。

人に聞かれたら人格さえも
疑われかねないようなバカ話し。
そぉ~んな、
お気楽な感じの作品。

今回のブリジットは、
「頑張るけれど、ドジっちゃうところが可愛い女の子」
なのではなく
「なにをやってもヘマばかりの
 どんくさいダラダラ馬鹿おんな」に見える。
巷の女性からは、
「共感できないけど同情しちゃうわ。」なんて、
ちょっと上から見た感じで思われそう。

恋人役のコリン・ファースは、一人冷静で安心。
あのブリジットを一途に愛していけるなんて
それだけで尊敬なのだ。
秘書役の女の子もキレイでいいなぁ~。

恋敵役のヒュー・グラントは
今回、ちょっとイイ奴かと思いきや
やっぱりケーハクでサイテーな男で安心。
ハマり役だよねぇ~。
ただ、空港でのくだりは
彼ならチャンスとみて、手を回すと思うのだが…。

そんなに出てこないし
顔さえ思い出せないくらいなんだけど、
ブリジットの両親がすっごくチャーミング。
かわいくて好きだなぁ。

このハチャメチャな映画は
レニー・ゼルウィガーの「ど根性体躯」あっての賜物。
ただ、悲痛さが漂うような太り方だけには
くれぐれも気をつけて欲しいものです…。
(原題) BRIDGET JONE'S DIARY :THE EDGE OF REASON

変わらないブリジット、
新しい日記の始まり

前作「ブリジット・ジョーンズの日記」で多くの女性の共感を呼んだ、レニー・ゼルウィガー主演のラブ・コメディの続編。世界一魅力的な弁護士マークとラブラブな毎日を送るブリジットだが、この完璧な展開は彼女にとって初体験のミステリー・ゾーンだった。疑惑、嫉妬、勘違いに襲われながら、今度はいかにして愛を長つづきさせるかに悪戦苦闘、恋のセカンドステージに進んだブリッジトには、その他にも数々の”未知の強敵”が待ち受けていた。

2004年・英=米・UIP
監督; ビーバン・キドロン
出演; レニー・ゼルウィガー,ヒュー・グラント,コリン・ファース,ジム・ブロードベント,ジェマ・ジョーンズ
1時間47分 2005/3/19公開