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トニ・コレットが好きだ!

彼女の地味な顔立ちから
溢れ出る感情。

決して大袈裟に見えないのに
激しく感動させられる。
特に、笑顔のまま
涙をこらえる表情が
たまんない!!


キャメロン・ディアスも好きだ!

口が大き過ぎるだの、
下品なイメージだの言われ
それを否定はできないけど…。

真面目な部分と、可愛らしい性格。
そして、外見的な魅力を
余すこと無く全開で、とても魅力的だった。


人として、
許せない部分があったとして
それをとりあえず置いておくことができるのは
家族ならではだろう。家族の絆って不思議だ。
これが恋愛でとなると、なかなか難しいだろう。


キャメロン・ディアス演じるマギーは
鼻につくくらい自由奔放な生き方をしていて
とても好きにはなれない。
トニ・コレット演じる姉のローズは
真面目な生き方をしているのに
妹に振り回されて、とんだ災難である。
やっと手に入れた幸せ
恋人まで寝撮られちゃうし…。

僕だったら許さない(笑)。

シャーリー・マクレーンが演じる
幼いころに離ればなれになってしまった祖母のエマ。
彼女を訪ねて行ってから
姉妹の心の再生が始まる。

元博士だったと語る老人とマギーとの
詩の朗読を通しての交流が泣ける!
言葉って偉大だなぁ~。


人を責めるのは簡単。
否定して、自分の人生から消し去る事もできる。

でも、もし手を差し伸べられたなら
その人は違う輝きをもって
自分の人生に
なくてはならない存在になるかもしれない。

その人なりに
輝ける場所を与えられたり
見つけられたら、人生はとても豊かだね。

許すことって、とても難しいけれど
もしも、それができたなら…。

昔だったら、努力しないで幸せになるなんて映画は
認める気にならなかったと思うんだけど
今は良く分かるし、とても沁みる!!
幸せになるのは、特別な人じゃなくて良いのだ!

こういう映画が、好きだと思えるのは
歳を重ねたおかげでしょうか(笑)?