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2006年の一本目!

映画の日だし
何か観たいな。と思いつつ、
地元でやっている作品で
他に観たいのが無かったため
とりあえず観ておくかぁ~。
ぐらいの気持ちで行った。

今どき『キングコング』って言われても…。
それに上映時間が半端じゃなく長過ぎっ!
と、観る前からテンション下がってたんだけど…。

キターーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!
やっぱり映画は、観てみないと分からないもんだねぇ~。

序盤はナオミ・ワッツ演じる喜劇女優
アンの暮らす時代1933年のニューヨークをじっくり描く。
街並やアンのファッションやたたずまいなど
すぅ~っごく懐かしい雰囲気。
安っぽいハリボテではない、重厚な感じ。
ナオミ・ワッツって、こんなに綺麗な女優さんだったっけ?

丁寧に丁寧に進んでいくため、
何の映画を観ているのか忘れてしまうくらいだけれど
映画の魅力たっぷりの序盤だ。

子供には、かなりツマラナイだろうな。


髑髏島に着いてからの展開は
息もつかせぬハラハラドキドキの連続。
これでもかこれでもかと、一難去ってまた一難。
ジュラシックパークかと見まごう大迫力!!

そんな中、自然に育まれて行く
コングとアンの愛情。
観ているこっちも感情移入しちゃう。
コングのように、純粋に誰かを守れるような
男になりたいなぁ…なんて思っちゃったりして(笑)。


終盤、哀しい結末が待っているわけだが
コングを追い詰める人達の感情は描かれない。
その無機質な感じが余計に哀しい。

約3時間。
壮大な娯楽超大作の世界にどっぷりと浸った。
いい意味での、軽い徒労感を味わえる映画。
まさに、観て良かったぁ~!の一本だった!!