いい映画だねぇ~♪ 映像や作りは、 テレビでサスペンス劇場でも見ているかのような地味さ。 まるで学芸会レベルの演技や、 意味なく観光スポットが挿入されるのもチープな感じ。 だけど、 そんなことは払拭しちゃうくらい 生命力に溢れた作品にも思えた。 鈴木亮平君の粗削りな存在感と 財津一郎さんとの掛け合いが、 そのまんま、この映画の主題であり魅力だ。
人生の有り難さをじわぁ~っと感じさせられ、 全編に流れるジャズも、すごくイイ! ライブのシーンは、 できればリアルで演奏してもらいたかったが…。 渡辺貞夫さんが出演してるだけでも充分か♪
けっして両手を挙げて大傑作とは言わない。 だけど、ハンセン病による差別や偏見を取り上げていながら すごく前向きな気分になれたことを賞賛したい!