今回も凄かった!

「ZERO」ではなく、
「1」に繋がるエピソードとして
プロフェッサーXことチャールズと
マグニートーことエリックが
なぜ今に至ったかを描いた作品だ。

その部分をしっかり描いているだけに留まらず、
他のキャラクターたちの生い立ちまで絶妙に織り交ぜ
魅力的に膨らませているのだからビックリ!ミスティーク最高!!

時系列的にどうなの?ってトコが
無きにしもあらずではあるけれど、
この作品は刺激的な視覚効果だけが見所なのではなく
生きとし生けるものの心の動きによって世界観を構築していることを
圧倒的な情報量と説得力をもって
表現し切ったのではないだろうか。


この作品を観るにあたって前4作を見返してみた。
後期のクオリティーが高過ぎて
初期はチープに感じてしまったのはご愛嬌か(笑)。
まぁ、日進月歩である映像表現が古くなるのは仕方ない。
だけど、ただミュータントたちが闘うだけの子供向け映画ではないのは
初期から一貫したこだわりであることを改めて実感した。

こうなったら
『ファースト・ジェネレーション』もシリーズ化し、
『ファイナル ディシジョン』の続きも…と
もっともっと創り続けて欲しいなぁ!!

素晴らしかった!!!!