類人猿たちの目の表情が、怖いくらいすごい!
ウッキィ~!!

2001年に作られた
『PLANET OF THE APES/猿の惑星』は
まったく記憶に残っていないが、
この作品は、面白かった!

知性をもったチンパンジー・シーザーと
人間との交流が描かれる前半は、
映画の先行きが見えているだけに切ない。

セリフがないにも関わらず、
目の表情だけですべてが伝わってくるようだ。


人間のエゴによって生み出されてしまった彼ら。
そして自分たちのエゴによって、自滅してく人間…
という割には、人間のエゴの部分が矮小。

暴走を始めるシーンには鳥肌がたったものの、
類人猿たちが暴走するに至るには説得力不足な感は否めないかな。

なんだかあっけない終焉に、尻すぼみ感があったけど
エンドロール前にその補足が!

映画の尺やテンポを考えると、
こういう端折り方は嫌いじゃないし、むしろ潔くて好きだ。

小さな不満点はある。
だけど、映画を観ているあいだは圧倒され続けた!
満腹です!!