う〜ん、ジョージ・クルーニーがイイねぇ〜♪

刺激的に描くこともできるのに
淡々と、抑えた演出で積み重ねてる。

咀嚼すると、
まさにハワイの空気感のような作品アロハ〜。
(ハワイへ行ったことないけど…)


※ 以下、珍しくネタバレありです注意!


この作品では、
いわゆる奇跡はおきない。

一瞬疑ったけど、実は潔白でした!
ということもない。

一見華やかですごく素敵に見えていた妻が
事故で意識不明になってから
実は不倫していたという現実が判明して
それをただ受け入れ、
どう生きるかが描かれる。

夫婦の関係を軸に、
娘達との関係の再構築。
さらに土地の売却問題などが絡む展開。

最初はぎこちなかった娘達とのやりとりが
だんだんいい感じになったり、
パッと見、ただのバカにしか見えない
娘のボーイフレンドの良さが分かってくるのと同時に、
家族のまとまりが伝わってくる自然さがとても良い!!


人のオモテの顔というものは
ほんの一面でしかない。
生理的に嫌だな…という第一印象をもった人とでさえ
しばらく一緒にいたなら、いい面が沢山見えてくるかもしれない。

どんな人にもある、良いところとダメなところ。
良いところを好きでいるのは当たり前
ダメなところをも受け入れようと
ずっと模索していられる家族でありたいもんですね。

しっかりと地に足の着いた、とても味のある作品でしたー♪