我が家のテレビは19型。 部屋が狭いのもあるけれど、 大画面で見たいテレビもないので 僕にはちょうどいいのである♪ 映画を見るには圧倒的に物足りないけれど 映画は映画館で観ればいいので、まったく問題なし! 近年ではシネコンでも 名画上映してくれることが増えていてすごく嬉しい!! 数年前に惜しまれつつ閉館した名画座「文芸坐」も 昨年2012年の12月に「新文芸坐」として復活したらしいし 「映画はやっぱり映画館で」 という声が根強いんだろうなぁ〜♪ モーニングショーだけではあるけれど 『CINECITTA'名画座』として名画を上映しているチネチッタで 1954年の作品『ゴジラ』を観てきた。 怪獣たちが闘いあう子供向けの怪獣映画ではなく、 生物学者や科学者の心情なども描かれているこの作品。 あらためて大きいスクリーンで観るのも オツなものですね♪
実際に、劇場も他の新作以上にすごく賑わってたし\(≧▽≦)/!! この勢いで、レイトショーでも名画上映をやってくれたら 行きやすくて嬉しいんだけどなぁ…。 映画バンザイ!!!!
映画 か行
ひと月まるっと映画館へ足を運べなかったせいで、 観たいと思っていた映画の何本かは すでに上映終了してた。 うぅ~ん、回転が早いなぁ~。 どんどん新しい作品を上映してくれるのは嬉しいけれど 同時に、かつての名画座のような 時期外れの作品をかけてくれるシネコンなんてのも あったら嬉しいんだけど…。 観たい作品数あれど、今回選んだ一本は 『キツツキと雨』。 役所広司さん演じる無骨なきこりと、 小栗旬くん演じるコミュ障の若手映画監督との 交流を描いた作品である。 小栗旬くんと役所広司さん主演にもかかわらず かなり小粒で地味な印象だ。 古い邦画のように丁寧な展開で、地味でおとなしい冒頭。 小栗くんが登場するまでの数分間は、 「あれっ?失敗しちゃったかな…」と思うくらい何も動かない。 だけど… 役所広司さんがゾンビの格好をさせられたあたりから じわじわぁ~っと面白さがにじみ出てきた。 なに、この映画(笑)?! 細かい表情のひとつひとつが面白くて 役所さんから目が離せない。 それに呼応するかのように、小栗くんや他の登場人物たちも それぞれに体温を感じさせていい動きをしてる。 活きた映画だなぁ~♪ ここ数日、仕事に追われ 会社との関わり方に疑問をもって悶々と過ごしていた僕。 与えられた仕事は一所懸命にこなしていたが、 そもそも「こなす」ような仕事のやり方ってどうなのか…? どんなに尽くしても、小さい会社は個人を守ってはくれない。 ならば、できる範囲で頑張りはするが テキトーに距離を保っていくのが得策なのではないだろうか。 …と、人間不信ならぬ会社不信になっていたのだが…。 この作品を観て、少しだけ そんなガッチガチになってた気持ちがほぐれた。 人との出会いを、活かすも殺すも自分次第。 気張ったところで、そ~んなに変わらないかもしれないんだから やれる範囲でやっていこう! そして、僕も誰かにいい影響を与えられるような仕事がしたい!と♪ 映画製作の裏側を覗き見る面白さ。 取り立てて大きな事件はおこらないものの 人と人との関係によって、お互いがほぐれていく心地よさ。 「SAKEROCK」のリーダー・星野源が歌う主題歌『フィルム』もイイねぇ〜♪
歌詞が沁みる(〃'∇'〃)! こんなにステキな映画と、いいタイミングで出会えて良かった!!
ピキピキ、ドカァーン!じゃぁぁぁーーーー!! 漫画の実写化を云々言うなら 最初から観なければいいだけの話しである。 かといって、それを避けては通れないのも事実。 テキトーに映像化されて嬉しい原作ファンはいないのだ。 藤子不二雄A原作の漫画『怪物くん』は、 怪物という異形の存在に 悲哀を感じさせないのが魅力だ。 ダークな世界観ながらナンセンスに徹して、 ドタバタのスラップスティックギャグを繰り広げる。 そういう意味では、この実写版は 絶妙な配役なのかもしれないが、 いくら大野智くんがベビーフェイスとはいえ 怪物くんというキャラクターには厳しいよなぁ~。 作品中でもしきりに言われていた 「わがまま」な性格。 子供だと笑えるものでも、 大人にやられると可愛げがなく 観ていてイライラするだけだ。 もちろん、そのわがままの裏に見え隠れする情の厚さが 表現されていたならば良かったのだが、それも曖昧…。 アニメの唄をカバーした主題歌と挿入歌 「ユカイツーカイ怪物くん」や「おれたちゃ怪物三人組よ」が イマイチしっくりこないのは、 この映画がドタバタコメディになりきれていないからだろう。 かと言って、TV版 西遊記のように最後に「ガンダーラ」を流して 涙を誘うようなつくりでもないという、非常に中途半端な感じ。 むしろ、嵐が歌う「Monster」のほうがしっくりくるのだから そんなイメージの作品にしちゃえば良かったのにな。 せっかくの個性的なキャラクターたちが ちっとも個性的に動けていないのも敗因か。 僕は実写版のテレビシリーズを見ていなかったのだけれど こんな感じだったのだろうか? これで評判が良かったのだとしたら ただ単に、僕には合わない作品だったというだけだ。 この映画を観てよかったことは、 来春の『映画ドラえもん のび太と奇跡の島』の予告編を観られたことだな…。
荒唐無稽な設定なんて、映画では当たり前とはいえ この有りそうでなかった「カウボーイ&エイリアン」という タイトルのB級さ加減に惹かれて観にいった。なんで「&」? ダニエル・クレイグの男惚れする渋さ! 砂埃とか薄汚れた姿が似合うなぁ~。 かなりハードで謎だらけな登場と、 西部劇ならではの土臭さにワクワク♪ 眼力鋭いオリヴィア・ワイルド演じる謎の女の存在。 いつもと変わらぬ演技で外しのないハリソン・フォード。 圧倒的な強大さを感じさせるエイリアンが どう絡んでくるのか読めない前半は 少々ダラダラした展開ながらもすごく興味惹かれた。 そう、前半は。 正体があらわになってからの 説得力がなく脆弱なエイリアンには口があんぐり。 前半で膨らませてきたものは一体なんだったのか? エイリアン抜きで見れば 男通しの友情やら家族愛やら人間愛やら、男臭い見所満載で そこそこ面白くは見られるんだけど…。 傑作になり得ただろう要素をいっぱい持っていながら、 なんだか物足りない凡作になっちゃったね。
えぇっ?ホントに緑のランタンなの?! これだけ登場人物や情報が多いのにも関わらず 本編は小気味よく、スピード感があって面白かった! ちょっと地味な印象の主人公 ハル・ジョーダン役のライアン・レイノルズを 補ってあまり有る美貌のブレイク・ ライブリー♪ うぅ~ん、素敵だぁ~♪ 予告編のCGはかなり微妙に感じられたものの、 本編中では違和感なく、むしろチャチな感じがハマってた。 「グリーン・ランタン」というのが、 ほんとに緑のランタンだというのには呆気にとられたが…(笑)。 最近のヒーローものは、心の闇を描き過ぎて (それはそれで面白いんだけど…) ゲンナリしちゃうものが多いけど、 この作品のヒーローはトラウマに潰されず 陰に籠らないのが好印象。 そんな自分の弱さにあらがう姿勢を 「勇気」という言葉で表現する分かりやすさと、こそばゆさ。 その古くささが、かえって新鮮に思えるのだ♪ 自分の弱さにつぶれちゃった友達の存在は象徴的で悲しい…。 アメリカン・ヒーローの映画は食傷気味だけど 予想していたより面白く観られました!!
毎回、ひどいひどいと言いたいがために 観に行ってるわけじゃないんだけど…。 いわゆる宮崎駿作品風のキャラクターが動きだすと ついつい往年の名作を期待しちゃうんだよねぇ~。 作品の方向性が違うんだから、 もう少し紛らわしくないキャラクターデザインにしたら良いのになぁ。 とはいえ、今回のような地味な作品って けっこう好きです。 手嶌葵ちゃんが歌う「さよならの夏 ~コクリコ坂から~」 イイなぁ~。好きだなぁ~♪ ただ、アニメで作る意味があんのかなぁ~って ついつい思ってしまうのも事実。 二度と観たくないわけではないけど もう一度観たいかというと、そうでもない。
子供たちの反応や心の動きは、とても自然で すごく良かった。 これが普通の家族の話しだったら 全く違和感を感じなかったんだろうけど…。 (普通の家族だったら、はなからありえない話だけど…) 子供たちの両親がレズビアンカップル。 そこまではとても興味深い設定だ。 すべてのレズビアンカップルを 代表した話じゃないのは分かってるつもりだし こういう行動をしちゃうレズビアンもいるのかもしれないけど どうにも理解しがたい展開に、腹立たしさを覚えた。 いかんせん、ご都合主義の展開が嘘っぽい。 この脚本を書いた人は レズビアンをいつか治る病気だとでも思ってるんだろうか? 家族の絆を大切に描くために 他者を排除して丸くおさめるのは陳腐だし、好きじゃない。 レズビアンカップル役の アネット・ベニングとジュリアン・ムーアも、 子供たち役のミア・ワシコウスカちゃんと ジョッシュ・ハッチャーソンくんも、 そして精子提供者役のマーク・ラファロも、 み~んな印象的な演技をしてるけど、帳消し。 リアリティと説得力に欠けた駄作!
いったいどこが「PERFECT ANSWER」なのか? タイトルを聞いたときは、前作の疑問点が すべてクリアになる内容なのかと思った。 だけど結局は、 玄野くんと多恵ちゃんの恋模様に重きがおかれただけで 知りたいことには一切解答がない。 もちろん、すべてを解説する必要はないけれど これではあまりにタイトルと違うし、 スッキリしないのにもほどがある。 前作で出番の少なかった吉高ちゃんが やっと本領発揮だったのは嬉しいけれど、 戦闘アクションシーンだけで突っ走った前作とは別もの。 面白さ半減だよねぇ~。 意味ありげに出てきた山田孝之くんの部分は バッサリ削除してもまったく問題なし。 前作にも増したエグさと殺陣アクションで 手に汗握る展開はあるものの、 細かい緩さとダラダラ感が気になってイマイチ乗り切れず…。 「PERFECT ANSWER」というタイトルは 「玄野くんが最後に出した答え」 という意味だったのかもしれない。 …と好意的に考えてはみたものの、 2部作とうたいつつ「好評だったら続編も作っちゃうもんね」的な イヤラシさが見え隠れしていて浅ましいぞ日本テレ○!
おもしろーーーーーーーい!!! 不気味な雰囲気を漂わせる 一風変わった若手美人女優・吉高由里子ちゃん主演だ♪ 自分本位で傲慢。 ひねた性格で態度も悪い女の子・チエを まるで現実にいるかのようにイキイキと そして魅力的に演じた彼女はお見事! 「5人の男性と同時に付き合っていた独身女性が 親友の結婚を機に自分を見つめ直し…」なんて
おとなしい作品なんかじゃない。 見つめ直すどころか、ますます常軌を逸していくばかり。 突き抜けてるなぁ~♪ 浜野謙太くん演じるさえない男・田無タクミ。 見かけによらずいいヤツ…なんてことは全くなく、 いいかげんで無神経、暑苦しいくらいの気持ち悪さなのに 演じるハマケンのせいか、素直で憎めないヤツに思えてくる。 田無タクミは立派な主役だ! ふわっとした優しい親友を演じる杏ちゃん。 尋常じゃない行動をくりかえすチエを優しく受け入れて けっして常識を押し付けない部分も素敵だった。 「本当の友人なら、悪い部分は指摘するべき」 だと僕は思っているんだけど、 受け入れるというのも愛情なんだなぁ~って
あらためて考えさせられた。 非難するのは簡単なんだけどねぇ~。 「自分らしく生きられる、本当のパートナーを見つける。」 そんな使い古されたテーマを ハチャメチャに、そして快活に描いたこの作品。 お仕着せの幸せという枠を軽く飛び越えた 非現実さとのさじ加減が心地よく、 なんともハッピーな気分になれた♪ 上映館は少ないみたいだけど、 近くでやってたら是非観るべしっ!!
前田弘二監督、これからも注目ですな!!!
つまんないわけじゃないんだよ…。 そこそこ面白いものの、あまりに無難なつくりなので 嫌な気分すら残らない。 最初からけっこうしっかりした主人公なので、 いわゆる成長物語としてのカタルシスが弱く これっ!ていう、なにかが足りない。 本編ではけっこうカワイイのに 写真映えしない主演女優さんのせいなのか? 観る気をなくす映画ポスター、 はたまた、 古びたタイトルセンスのせいなのか? いや、ホントつまんないわけじゃないんだよ。 ただ、面白い!とは言えないだけ…。
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ヨネえもん
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