映画 は行

プロメテウス

 

そりゃあ
リドリー・スコット本人が撮ってるんだから
パクリっていうわけじゃないけどさー。

『エイリアン』好きなら、
思わずニンマリしてしまうような
いかにもな展開なわけですよ。

いつものように
巨額の投資をされたミッションに
なんでこんな人が〜って人が参加してるわけですよ。

キャラクターはなおざりで
まったく共感できず、
ご都合主義の展開に見えちゃうわけですよ。

いや、いいんだけどね
面白ければ。


ラストシーンで
『エイリアン』につなげたいがためだけに
作られたんじゃないだろうか?

久しぶりに腹が立った。


 

ポテチ

 
 
好き好き大好き、おっもしろかったーー!!!!!

上映時間が68分の短編作品にもかかわらず
映画の面白さてんこもり!
短さを感じさせない、充実感です♪

伊坂幸太郎の原作で中村義洋監督という
『アヒルと鴨のコインロッカー』のゴールデンコンビ!
そして主演に濱田岳くんときたら
そりゃあ面白くないわけがないと言い切ってしまおう!!

前半はのんびりした展開で
全体をつかむまでには時間がかかるものの、
すべてが必要だったことが分かるので最後にはスッキリ♪

こういう作品なら、幾度と観てもいいね!


食べたかった味ではなかったポテトチップスが
間違って食べてみたらけっこう美味しかった。

…そんなささやかなキーワードが
こんなに良い気分にさせてくれる作品になるとは。

クスリと笑って、ほっこりして
なにげない愛情と正義にワクワクさせられて、
当たり前のようにそこにあった家族のかたちが
かけがいのなものだと気づかされる68分。

『ポテチ』堪能しました!良かったー!!!!!!!!!!!


 

ファミリー・ツリー

 

う〜ん、ジョージ・クルーニーがイイねぇ〜♪

刺激的に描くこともできるのに
淡々と、抑えた演出で積み重ねてる。

咀嚼すると、
まさにハワイの空気感のような作品アロハ〜。
(ハワイへ行ったことないけど…)


※ 以下、珍しくネタバレありです注意!


この作品では、
いわゆる奇跡はおきない。

一瞬疑ったけど、実は潔白でした!
ということもない。

一見華やかですごく素敵に見えていた妻が
事故で意識不明になってから
実は不倫していたという現実が判明して
それをただ受け入れ、
どう生きるかが描かれる。

夫婦の関係を軸に、
娘達との関係の再構築。
さらに土地の売却問題などが絡む展開。

最初はぎこちなかった娘達とのやりとりが
だんだんいい感じになったり、
パッと見、ただのバカにしか見えない
娘のボーイフレンドの良さが分かってくるのと同時に、
家族のまとまりが伝わってくる自然さがとても良い!!


人のオモテの顔というものは
ほんの一面でしかない。
生理的に嫌だな…という第一印象をもった人とでさえ
しばらく一緒にいたなら、いい面が沢山見えてくるかもしれない。

どんな人にもある、良いところとダメなところ。
良いところを好きでいるのは当たり前
ダメなところをも受け入れようと
ずっと模索していられる家族でありたいもんですね。

しっかりと地に足の着いた、とても味のある作品でしたー♪


 

別離 (べつり)

 

「人間の深部を描いていて面白かった」ぐらいのことを言わなきゃ、
あさはかな人間と言われそうだけど…
僕はこの作品嫌いです。

登場人物たちの性格をあぶりだしていく
エピソードの積み重ねは丁寧。
どうなるのか分からず目が離せないし、
長尺を感じさせない緊張感のある展開はお見事!

だけど、それぞれに悪意があるわけではないにも関わらず
ほんの小さなプライドや自尊心のために
悪いほうへ突き進んでいく様は不快。

宗教的にダメなことがたくさんあるのは分かるけど
それを犯してまで、なぜその行動を起こしたのかが理解できず
僕には感情移入できなかった。


自分の宗教観を理解してほしいと訴えつつも
他人の価値観を認めようとしない矛盾。

宗教を隠れ蓑にはしているけれど、
実は他人を思いやる気持ちが薄く
自分本意な行動をしているのではないだろうかと
穿った考え方までしてしまった。

僕はイランのお国柄を知らないので
もしかしたら
見当違いな認識をしているのかもしれないけれど…。


たとえ
10人中9人がこの作品は素晴らしいと言ったとしても
劇場を出るときに、気持ちがどんよりするような作品を
今の僕は好きになれない。

 

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2

 

第1作公開から、もう10年なんだとか。
いやぁ~、やっと完結ですか。お疲れさまです。

これだけ長い期間作品が続くと
1作目の詳細なんて覚えてない。
テレビで放送されても見ていなかったので、
一体なにが「謎」だったのかすら
あやふやなんですけど…。

そんな状態でも、今作の展開は感慨深い。

そっかぁ~、あなたにはそんな過去があったのかぁ~…。
(詳細は劇場でどうぞ)
切ないねぇ~。


ところで、僕はいまだに3Dが苦手。
これだけ隆盛をきわめているということは
3D好きな人が少なからず居るってことだよね。

今回は仕方なしに3D版で。
んで、さらに間違えて吹替え版を鑑賞。
いやぁ~、なに?このひどい演技?!
まあ、そんなヘタレな演技でも、
字幕版より吹替え版のほうが内容を理解しやすいのね…。
3D自体は薄っぺらで、
そんなに効果的には思えなかったなぁ~。


この作品は、デジタル効果の表面的な部分も見所だけど
内容がしっかりしているところが人気の秘密だよね。

とりあえず大団円。
長い長い旅が終わった感じです。
すごく好きな作品かと聞かれたらそれほどでもないんだけど
ダニエル・ラドクリフくんやエマ・ワトソンちゃんたちの
成長の軌跡をリアルタイムで味わえたことは
この作品の最大の魅力だよね!

もう次がないんだと思うと、ちょっと寂しいもんだなぁ~。

 

ブラック・スワン

 

ホラー映画だね、こりゃ。

ストーリー自体はよくあるもの。
その肉付けと味付けが好みかどうかは別として
見応えはたっぷりだ。


清楚で生真面目なニナ役としてイメージぴったりの
ナタリー・ポートマン。

目力が凄い、リリー役のミラ・ニクス♪
ダークな魅力がライバル役として素晴らしいねぇ~。


黒鳥役に苦心しながらも、
その殻を破った達成感によって
さらに美しい白鳥になる…みたいな
彼女の成長によるカタルシスを期待しちゃったんだけど
ちょっと違った。

「役に飲み込まれる」

それを役者の演技力に頼らず、VFXを駆使して
まるで漫画のようにわかりやすく表現しちゃうなんて
さすがハリウッド!

後半の、たたみかけるグロテスクな演出と
ビックリさせるだけの映像には辟易した。
バレリーナのストイックな狂気のおもしろさすら
エログロに飲み込まれてしまったようだ。


話題になってる吹替え疑惑。

ナタリー・ポートマンが実際に踊ったかどうかなんて
正直、作品と関係ない。
スクリーンの中でバレリーナに見えればいいだけの内容だし、
それで十分だ。

全身が写るシーンの緊張感ある筋肉の動きと
バストショットの身体の動きとを見比べたら
吹替えかどうかぐらい、おのずと分かると思うしね…。


完璧な演技とは、本物であることではなく
本物らしくあることが大切なんじゃないかな?

 

阪急電車 片道15分の奇跡

 

宮本信子さんに、拍手~!!

阪急電車を利用したことがない僕でも
なんだか懐かしく感じられる味のある路線♪
そこだけ時間がゆっくり流れているかのような
郷愁漂う雰囲気が良いね~!

不器用だけど変わり者ではない、
謙譲の強さをもった愛らしい人たちが
それぞれの環境で自分自身と戦っているさまは
おもわず応援したくなるし、
観ているこちらも力をもらえる。

 
公の場では
「自分さえよければ」という考えは恥ずかしいことで、
謙虚な気持ちを行動にすることこそ
より美しい生き方だいうことが
共通認識だったらいいのになぁ…と、つくづく思った。

宮本信子さん以外にも
中谷美紀ちゃんや戸田恵梨香ちゃん
南果歩さんに
谷村美月ちゃんと勝地涼くんのほのぼのカップル。
有村架純ちゃんと玉山鉄二のやりとり、芦田愛菜ちゃんらの子役たちも
みんな強く、優しく、楽しい。

主役を張れる女優さんたちがいっぱい出てるのに
ちょっと地味な印象なのが不思議なんだけど
すごく味があって、いい余韻の残る作品でした!!

 

ブンミおじさんの森


光と闇が生み出す映像美に
イマジネーションが刺激される。
時間を飛び越え描かれた、静寂と騒音。
まるで母胎に抱かれているかのような、 安らぎの寝息にも似た心地よさと浮遊感。 万人向けとは言えないけれど、 成熟した感性をもった高感度な人には至高のアートムービー! …てな感じで語りたい人には最高かもしれないけど…。 僕には、ただ眠気との戦いが過酷な作品だった。

白夜行


なに?この異様な緊張感…。

時計の音だけが鈍く響く
閉め切った部屋で
神経が研ぎすまされていくような感覚。

重く立ちこめた雷雲のように
不安感を漂わせる鈍い色調。


船越英一郎さんが刑事となると
火サスや土ワイのような雰囲気かと思ったら大間違いだった。
抑えた口調からにじみ出る、思慮深い人間性がリアル。
すごい演技派の人だったんだねぇ~。

堀北真希ちゃんの冷たくか細い美しさや
ため息がもれているような口調も
この作品の雰囲気にはぴったり。


観ているこちらも生気が吸い取られていくようだし、
観終わっても決してすっきりするような作品ではないけれど
くすぶるような余韻が残った。

バーレスク

バーレスク♪

クリスチーナ・アギレラのとにかくキュートなこと♪
あの華奢な身体の一体どこに
あんなパワーが潜んでるんだろ?

身体の奥から絞り出されるような声に
ゾクゾクして鳥肌立っちゃった!


シェール姐さんはもう64歳らしいけど
すごいねぇ~! 色んな意味で(笑)。

立ち姿は魔女のようなシェール姐さん。
そんな迫力満点な彼女がみせる優しいまなざしや話し方は
母性愛にあふれ、とても魅力的だった。


こういう映画にありがちな
舞台裏のドロドロが抑えめなのも
同じような作品と一線を画す意味で嬉しい。

いわゆる敵対するキャラクターは登場するけど
心底からの悪人ではないという描き方に
根底に流れているのは温かい人間性だと気づかされる。

そして言わずもがなのパフォーマンス!
ショーシーンは圧巻のひとことです!!


年の初めからパワーをもらえて
気持ちが明るくなる作品でしたー♪
面白かったー!!
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