のび太と奇跡の島

映画ドラえもん のび太と奇跡の島~アニマル アドベンチャー~

 


アニ♪
マル~♪
アドベンチャ~~~!!!
120316シャキィ〜ン_集合_ブログ用
鈴木福くん扮するフクラージョ、 主題歌『生きてる生きてく』を歌う 福山雅秋こと福山雅治の宣伝効果もあるのか かなり好調な興行成績をあげているらしい 2012年の映画ドラえもんだ。 藤子不二雄のファンなら喜ばずにはいられない 名脇役ゴンスケがゲストキャラとして登場するなど 話題には事欠かない。 映画を観る前には あまり情報を入れないほうなのだけれど 今年はTwitterをやっていたせいで公開前から かなり情報を入れてしまっていた。 そして、 公開前はあんなに盛り上がっていたのに 公開されるやいなや、あまり芳しくない評判に…。 一抹の不安を覚えつつ劇場へ足を運んだ。 肝心の本編やいかに… うぅ~ん、これはなんというか……。
楽しくは観られるけど、 まとまりに欠けるというか 要点がないというか…。 原作ファンならニヤリとするであろう セリフやシチュエーションが引用されてはいるものの それがウマく作品に消化されているかというと微妙。 いたずらに 原作をつまみぐいされているような気もしてきちゃう。 のび太とのび助パパとの、 親子のつながりを見せるくだりはとても好きだ! 僕はこういうのが好きだし、正直すごくグッときた♪ 戦時中生まれだったはずののび助さんが 自分と同じ年代という設定に変わったことが 少なからずショックではあるが……。 映画ドラえもんシリーズでは、親の介入は御法度とされてきたけれど こういうのはアリなんじゃないかな? 残念なのは、映画の中でなんとなぁ~く付け足しっぽくなってしまったこと。 いっそ、同時上映の短編にしてくれたら良かったのに…。 異常に多いキャラクターのほとんどがなおざり。 それによって主要なキャラクターすらうまく機能せず消化不良。 みんなが期待している のび太くんの活躍があれだけって、一体なんなのさ?! カブ太、ダッケ、コロン、 魅力的になりうるはずのゲストキャラ達との交流もそこそこに いきなり感動に結びつけようとされても、こちらは戸惑うばかりなのだ。 「アニマル アドベンチャー」という副題が示す 絶滅動物たちが「奇跡の島へ行く」という口実に使われただけで その後まったくいい加減なのももったいない。 映画ポスターのように、 サーベルタイガーやモアも一緒に活躍する展開がないってどういうこと?! ……と、 とりあえず触りだけのつもりで 序盤の不満点を挙げたけど、出るわ出るわ…。 ここまで書いておいてなんだけど、 絵や動きはイイし、音楽や素晴らしい挿入歌のチカラもあって そこそこ面白くは観られちゃう。 実際、劇場での子供たちの反応は良かったし。←ココ大事! 映画ってさ、 アラ探しを始めたらきりがないし 楽しもうと思って観なくちゃ、どんな映画もダメダメなんだよね。 映画を観て疑問や不満に思った部分が むぎわらしんたろうさんの原作漫画では描かれ、ちょっと整理されていた。 なんで映画では端折っちゃったんだろ? 映画は映画で完結していなければダメだけど、ファンの方は一読をお勧めします。 来年の予告映像はシャーロックホームズセット?! オリジナルの傑作を来年こそはと、期待しちゃうのです♪  

映画 怪物くん

 

ピキピキ、ドカァーン!じゃぁぁぁーーーー!!

漫画の実写化を云々言うなら
最初から観なければいいだけの話しである。

かといって、それを避けては通れないのも事実。
テキトーに映像化されて嬉しい原作ファンはいないのだ。


藤子不二雄A原作の漫画『怪物くん』は、
怪物という異形の存在に
悲哀を感じさせないのが魅力だ。
ダークな世界観ながらナンセンスに徹して、
ドタバタのスラップスティックギャグを繰り広げる。

そういう意味では、この実写版は
絶妙な配役なのかもしれないが、
いくら大野智くんがベビーフェイスとはいえ
怪物くんというキャラクターには厳しいよなぁ~。

作品中でもしきりに言われていた
「わがまま」な性格。
子供だと笑えるものでも、
大人にやられると可愛げがなく
観ていてイライラするだけだ。
もちろん、そのわがままの裏に見え隠れする情の厚さが
表現されていたならば良かったのだが、それも曖昧…。


アニメの唄をカバーした主題歌と挿入歌
「ユカイツーカイ怪物くん」や「おれたちゃ怪物三人組よ」が
イマイチしっくりこないのは、
この映画がドタバタコメディになりきれていないからだろう。
かと言って、TV版 西遊記のように最後に「ガンダーラ」を流して
涙を誘うようなつくりでもないという、非常に中途半端な感じ。
むしろ、嵐が歌う「Monster」のほうがしっくりくるのだから
そんなイメージの作品にしちゃえば良かったのにな。

せっかくの個性的なキャラクターたちが
ちっとも個性的に動けていないのも敗因か。

僕は実写版のテレビシリーズを見ていなかったのだけれど
こんな感じだったのだろうか?
これで評判が良かったのだとしたら
ただ単に、僕には合わない作品だったというだけだ。


この映画を観てよかったことは、
来春の『映画ドラえもん のび太と奇跡の島』の予告編を観られたことだな…。

 
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