子供のころ『タイタンの戦い』が大好きだった。
ギリシャ神話って魅力的なんだよなぁ〜♪

大人になって見返したら相当ショボくてびっくりしたけど
CGなどがなかった時代の
コマ撮り特撮としては画期的だったのだ!

CGのおかげで映像は格段に進化したけど
よっぽどのことがなくちゃ
映像を見て驚かなくなってしまったなんて
なんたる皮肉…。


なんだかんだ言いながらも、
CMのド迫力映像によって
子供の頃に観た興奮もよみがえってきたので
この映画を鑑賞。


…あれ?続編?!

見始めた途端に把握した。
『タイタンの戦い』が近年にリメイクされてて
今回の『タイタンの逆襲』につながってたのね?

まったく知らなかった…(^▽^;)。
なぁ〜んだ、今回のにはメドゥーサは出ないのかぁ。
残念…。


神々が一様に人臭く、
神々しさではなく泥臭さが漂う。
人間ドラマとして見るにはストーリーが単純過ぎるけど
下世話なところなども含めて、それがギリシャ神話だしね。


ペルセウス役のサム・ワーシントンは
格好良いものの、特長がなくて地味。

そのかわり、
正義の人というイメージが強い
ゼウス役のリーアム・ニーソンや、
陰鬱で物悲しい眼差しと雰囲気を漂わせた
ハーデス役のレイフ・ファインズらの
それぞれの存在感がピカイチ!!

映像もスゴい迫力で
細かいことは気にしちゃいけない
スペクタクルアクション娯楽映画という感じだ。


それでも…
全体に漂う突き抜けなさ加減はいったいなんだろう?

けっしてつまらないわけではないんだけど
うわぁ〜面白かった!という爽快感がほとんどないのが
不思議でならない。


ところで…
ユマ・サーマンが演じたメドゥーサが印象深い
『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』の
続編ってどうなったんだろ?