子供たちの反応や心の動きは、とても自然で
すごく良かった。

これが普通の家族の話しだったら
全く違和感を感じなかったんだろうけど…。
(普通の家族だったら、はなからありえない話だけど…)


子供たちの両親がレズビアンカップル。
そこまではとても興味深い設定だ。

すべてのレズビアンカップルを
代表した話じゃないのは分かってるつもりだし
こういう行動をしちゃうレズビアンもいるのかもしれないけど
どうにも理解しがたい展開に、腹立たしさを覚えた。

いかんせん、ご都合主義の展開が嘘っぽい。

この脚本を書いた人は
レズビアンをいつか治る病気だとでも思ってるんだろうか?


家族の絆を大切に描くために
他者を排除して丸くおさめるのは陳腐だし、好きじゃない。

レズビアンカップル役の
アネット・ベニングとジュリアン・ムーアも、
子供たち役のミア・ワシコウスカちゃんと
ジョッシュ・ハッチャーソンくんも、
そして精子提供者役のマーク・ラファロも、
み~んな印象的な演技をしてるけど、帳消し。

リアリティと説得力に欠けた駄作!