いやぁ~、大興奮!

とても地味~な主人公だ。
タイトルも、まったく興味を惹かれない。

だけど、その地味さからは想像もつかない
熱い思いが伝わってくる。
主役のイップ・マンを演じるドニー・イェン師匠、良いなぁ~!!

「人の強さ」=「拳の強さ」ではない。
というのは
今までもたくさんの作品で描かれてきているためか
新鮮味がないのが残念なところだけれど、
やっぱり王道ってのは素晴らしい!と
納得させられるパワーがあった。


僕はブルース・リーにのめり込むこともなかったし
とりたててカンフーが好きな少年ではなかったけど
「燃えよデブゴン」のサモ・ハン・キンポーの登場は、
なんだかすごく嬉しかったなぁ~。

物語の序盤こそ悪役然としていた彼なのに
尊厳のために闘う姿はまさに圧巻!
イップ・マンの静かな戦い方と対照的な激しさに
強く心を揺さぶられた。


どんな時にも自分より他人を尊重し
常に穏やかな物腰を崩さなかったイップ・マンが
闘志むき出しで闘うに至る経緯は、
まさに「やれやれー!」状態。

それでも、最後に見せる
おごらず謙虚な姿勢と言葉は
懐の深さと大きな愛情を感じさせ、
映画史上に残してもいいスピーチではないだろうか!

いやぁ~、ホントすばらしい作品だった。
熱い思いを感じたかったら、ぜひ観るべしっ!!