なにゆえ、現代に無声映画なのか?! そんな疑問と、 どうせ「昔はよかった」に終始しちゃうんじゃないの?という 懸念もありつつの鑑賞。 いやぁ〜、なかなか面白かったです! 「サイレント」から「トーキー」へという 映画の黎明期をパワフルに描き、 そしてなんともチャーミング♪ サイレントならではの少しオーバーな表情や 効果音やサウンドトラック。 どこかで観たことのあるような 懐かしさに溢れているものの ただの懐古趣味にとどまらない絶妙なさじ加減。 いかにもサイレント映画なストーリーも 分かりやすくて楽しい! ただ、もし この作品が現代に撮られたものでなかったなら ここまで評価はされなかっただろうとも思う。 第一回 最優秀俳犬賞を獲ったという犬、 ジャックラッセルテリアのアギーは話題どおりに可愛かったものの、 肝心の主演俳優の存在に重みが感じられないのと、 主演女優に初々しさや華がなく イマイチ微妙な感じで説得力不足なのが厳しいところだ。 まあ、それでも… 音はおろか映像まで飛び出す現代において あえて今、サイレントを撮ったという意味と 映画への愛がこの作品には溢れているし、 なにより 映画を観る楽しさを存分に味わわせてくれたということを 僕は評価したいな♪
映画
いやぁ~、イイねぇ永作ちゃん♪ あなたっていくつなの~♪ この作品の浅野忠信と永作博美ちゃん演じる夫婦は なんだかすごく自然。 いつもは、ちょっと芝居掛かってる永作ちゃんと いつもは、あまり芸達者とは言えない浅野くんとが、 ウマく化学反応をおこしたのかもしれない。 けっして模範的な人たちではないけれど、 過去の過ちを受け入れ 自然体で居られる「家族」にむかう姿勢は 夫婦が目指す理想の形かもしれないなぁ~。 「自業自得」と突き放したりしない家族。 だけど、甘やかしたりしない母と妻。 子供とのじゃれあい。繋ぐ手。 念願のシーフードカレーを食べた時の、子供のような笑顔。 いたるところに優しさが見え隠れして、とても温かい。 辛い過去。そして先が見えている未来。 だけど、今をあんな笑顔で生きられたなら きっと幸せだろうな。
子供のころに見た「宇宙戦艦ヤマト」の 内容は全く覚えていない。 だけど、主題歌はあたりまえのように歌えるし 古代進役の声優・富山敬さん声はよく覚えている。 そんな、薄ぼんやりと知ってるだけの僕でも ヤマトの壮大な曲が流れてきただけで鳥肌が立った。 うぅ~ん、音楽の力は凄いのだ!! 板野サーカスばりなドッグファイトには興奮させられたし、 立体アニメとしては凄いと思えた。 だけどなぁ~… ハリウッドを超えた!とまで言うのはいかがなものか。 大画面で観ると、あいかわらずCGそのもの。 合成感ありありなのは、なんとかなんなかったのかなぁ~。 んでも肝心の内容は、案外面白かった! あの内容を時間内にまとめた手腕はお見事だし 最後まで飽きずに楽しめたのは正直、意外。 「母をたずねて三千里」などと同じく 長~い旅路のものが2時間ほどにおさまっちゃうと いまいち感動に結びつかないのが残念だなぁ…。 予告編を見たり 主題歌を聴いたら誰でも思うだろうから あえて言うまでもないんだろうけど、 『アルマゲドン』が好きなら文句なく楽しめるんじゃないかな。
重苦しい緊張感の中、 笑えるシーンがちょこっと挟まれて ジャブのように効いてる。 いつからこんなに 笑えることが特別だと感じるような 陰鬱な作品になっちゃったんだろう? まだまだ子供の設定でも、 実際は大人になっちゃった役者たち。 恋愛感情のもつれでギクシャクするくだりは なんだか生々しいかも…。 今回は最終章のパート1ではあるけれど すでにエンディングでは泣かされてしまった。 長ぁ~く続いたこのシリーズも次回でいよいよラスト! 早く観たい!! いままでに亡くなった人たちが 死の秘宝で生き返っちゃったりする チープな展開のパート2には、してほしくないなぁ~。
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