アキ・カウリスマキ監督の新作だよー!!!!!! この監督の独特の世界観、うぅ〜んたまらない♪ 彼の作品は 「現代のおとぎばなしだ」などと言う人もいるくらい どこか現実味がない。 どこか…というか、かなりかも(笑)。 無表情なのに伝わってくる思い。 無表情だからこそ生まれる、緊張と弛緩。 ロケをしていても、まるでセットで撮影したかのような 平面的な照明と画面構成。 不自然な動作と、単調な展開。 こう書くと、どこが面白いの? と思われるとは思うが、仕方ない。 本当にそんな感じなのに なんだか面白いのだから。 ただ、 『浮き雲』や『過去のない男』という傑作と比べると 本作はちょっと奇跡が唐突すぎるんだよなぁ〜。 人間の善意と清廉さ。 現実味が薄いからこそ、どぎつくならずにはんなりと沁みる感じ。 めちゃくちゃ面白い!という類いの作品ではないので カルヴァドスでもちびりちびりと飲みながら ゆったり観るのがおすすめです!!!
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